橋下徹氏、石破氏に迫る決断!「5回目の総裁選か、外に出るのか?」石破氏の発言に注目

橋下徹氏と石破茂氏

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が、自民党の石破茂元幹事長との対談で大胆な質問をぶつけました。

裏金疑惑についての議論

自民党の5つの派閥における政治資金パーティー収支報告書の過小記載が問題となり、安倍派の組織的な裏金疑惑が浮上しています。橋下氏は、「もし議員たちが収入をごまかし、個々の議員がそのお金を持ち込んでいたとしたら、場合によっては脱税となりえます。これは自民党が壊滅する可能性もある状況です」と指摘しました。

石破氏も、「企業が派閥の研究会などを支援するために出したお金が、個人のポケットに入っていたら、企業も黙っていません」と橋下氏の発言に応じ、献金問題についての考え方を示しました。

石破氏のクリーンな姿勢

橋下氏は、石破氏を高く評価しています。「石破氏はメディアに出ても、お金のことで言い逃れをするような発言をしない。それは彼がクリーンな姿勢を持っているからだと思います」と述べました。また、石破氏も「私は献金をしていただいた企業や個人は全てリストに載せます。後で、支えていただいてありがとうございますとあいさつをしなければなりませんからね」と普通のことを当たり前のように話しました。もし今回の疑惑が大きな問題になった場合、「派閥の責任者はこういうことでしたと公表しなければなりません。ガラス張りで全てを明らかにすると宣言する必要がありますね。もし違反することがあるなら、政治集団は解散すべきです」と強い口調で述べました。一方、石破氏は自身について「だから自民党の中では人気がありません。お金もないし、非主流派なのでポストも与えてもらえない」と自虐的な発言をしました。

野党での活躍の可能性

橋下氏は石破氏に向かって「でも、野党になったらお金もポストも与える必要はありません。政治家人生の中で重要な役割を果たす気持ちはありませんか」と直球の質問を投げかけました。石破氏は苦笑いしながらも、「自民党はまだ地方がしっかりしていると思うんです。僕は鳥取出身ですから、地方が歯を食いしばって頑張ってくれていることはよくわかっています。もう1回地方と組んで、自民党で頑張りたいと思っています」と答えました。

しかし、橋下氏は譲らずに追及しました。「地方は大切ですが、国民全体のためにも一肌脱いでもらいたいんです。それが野党になるか、5回目の総裁選に出るか、石破氏の大きな決断を心待ちにしています」と述べました。

この対談は、自民党内における石破氏の存在感や彼の意志決定の重要性を浮き彫りにするものとなりました。

ソースリンク:日本ニュース24時間