東海道新幹線で5人体調不良 登山客がクマ用スプレー誤噴射か

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東海道新幹線「ひかり518号」の岡山発東京行き車内で、5人の乗客が目や喉の痛みを訴えて救急搬送されるという事件が起きました。静岡県警によると、110番通報により「スプレーがまかれた」との情報が寄せられ、20代と30代の女性が病院に搬送されました。幸い、全員の症状は軽微で済んでいます。県警はこの事件について、クマ撃退用のスプレーが誤って噴射されたものと見て捜査を進めています。

浜松駅に停車中のひかり518号車内でのこの出来事は、登山帰りの乗客が持っていたスプレーに何らかの衝撃が加わり、それが誤って噴射された可能性が浮上しています。現在、県警が詳しい状況を調査中です。乗客の中には、7歳の子どもも含まれています。

JR東海の発表によれば、車内の非常ブザーと駅の非常ボタンが押されたため、ひかり518号の運行が浜松―東京間で区間運休となりました。乗客は全員浜松駅で下車しました。

浜松駅周辺では、消防隊員が駆けつけて活動し、騒然とした雰囲気が広がっていました。黄色い規制線が張られ、出入り口では消防車が行き交っていました。

事件に関係なく、出張から帰るために浜松駅にいた男性(51)は「ニュースを見て、これからの乗車が少し怖くなった」と不安そうな表情で語りました。

以上、東海道新幹線での体調不良事件についての報道でした。

Source link: 日本ニュース24時間