令和の子どもたちも楽しめる「遊べる駄菓子」たち

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近年、韓国ドラマ『イカゲーム』の大ヒットをきっかけに、作中に登場した「カタヌキ」に再び注目が集まっています。かつては、夏祭りに必ずといっていいほど「カタヌキ屋」があり、子どもの頃に遊んだことがあるという人も多いのではないでしょうか。

懐かしい駄菓子で昔を振り返ろう

駄菓子というと、どの年齢層の心にも刺さる不思議なお菓子です。おばあちゃんが店番をしている小さな駄菓子屋に小銭を握りしめてダッシュした思い出を持つ大人も多いのではないでしょうか。

「好きな駄菓子は?」と聞かれたら、タバコの真似っこをした「ココアシガレット」や「シガレットチョコレート」、底までほじくり回して食べた「モロッコヨーグル」、餅やグミのような触感が癖になる「フルーツの森」、オリオンの「ミニコーラ」など、子ども時代に夢中になった駄菓子がいくつか思い浮かぶでしょう。

令和の子どもたちにも楽しい駄菓子

今回は、日本ニュース24時間では、私たちにとっては懐かしい思い出深い「遊べる駄菓子」を中心に振り返ってみましょう。

友だちと一緒にワイワイ楽しめた駄菓子

駄菓子屋さんには、1人で楽しむだけでなく、友だちと一緒にワイワイ楽しめるお菓子もたくさんありました。

例えば、チーリン製菓から発売されている「プチプチうらないチョコ」は、アルミシートの中に18粒のコーティングチョコが入っていて、1粒ごとに「おしゃべり」「ねがいごと」などの占い結果が書かれています。1粒が小さいので食べ応えはあまりありませんが、ちょっとした運試し感覚で友だちと盛り上がりながら一気に食べてしまう楽しい駄菓子でした。

現在販売されている商品は味によって占い項目が異なり、「ぼうけん」「カラオケ」や「メルトモ」といった具体的な内容もあります。それにしても、1985年から発売されているこの商品が、2023年3月から値上げされることが発表されました。驚きの声が多数寄せられていますが、昭和時代から変わらぬ価格で子どもたちを楽しませてくれていたことに感謝します。

筆者もコーセーの「糸引き飴」が大好きでした。束ねられた糸の中から1本引っ張ることで、様々な味や大きさの飴がついてくるというシンプルなこの駄菓子。友だちと一番大きい飴を引けるかでワイワイと楽しんだものです。帰り道にはみんなで口から糸を垂らしていました。

平成に入ってからの駄菓子でいえば、1990年に発売された「まけんグミ」や1993年に発売された「超ひもQ」も友だちと盛り上がれる商品です。グーチョキパーを使い分けたり、どこまで伸びるか引っ張ったりする楽しみがありました。「ひもQ」シリーズは残念ながら2019年に生産終了してしまいました。

遊べる駄菓子は、時代が変わっても子どもたちの心を楽しませることができます。令和の子どもたちにもぜひ味わってほしいですね。

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