日本では、さまざまな技術や発明が生まれていますが、その中でもゲームは非常に人気があります。ポケモンやマリオなど、世界中で愛されるキャラクターも多数生まれています。しかし、実は芸能人が主人公になった「タレントゲーム」と呼ばれる作品も存在します。名作からクソゲーまで、さまざまなタレントゲームが登場しています。今回は、実はゲームの主人公になっていた芸能人たちを紹介します。
森口博子のクイズでヒューヒュー
歌手でタレントの森口博子を主役にしたゲーム「森口博子のクイズでヒューヒュー」は、1995年にタイトーがアーケードゲームとして発売した作品です。ゲームでは森口博子がクイズ番組の出題者となり、プレイヤーがクイズに回答していきます。
このゲームは、○×クイズや4択問題など、非常に本格的なクイズが出題されます。多くの人が熱中した作品です。なお、「森口博子のクイズでヒューヒュー」は、タレントの岩井由紀子が登場した「ゆうゆのクイズでGO！GO！」の後継作品となっています。ゲーム内の「ヒューヒュー」というワードは、平成初期を感じさせる響きです。
中山美穂のトキメキハイスクール
1987年に任天堂のディスクシステムゲームとして販売された「中山美穂のトキメキハイスクール」は、当時人気アイドルだった中山美穂を主人公とした恋愛シミュレーションゲームです。ゲームの内容は、中山が偽名を使って中学校に転校し、恋愛を楽しむというものです。プレイヤーはコマンド形式で中山の機嫌を取りながら恋愛を進めていきます。
このゲームの特筆すべき点は、その難しさです。中山との会話で選択肢が現れ、正確に回答しなければなりません。間違った選択をすると即座にゲームオーバーになってしまいます。アイドルと恋愛できるという斬新なアイデアや、ゲーム中に表示される電話番号にかけると中山の声を聞くことができるなど、プレイヤーを楽しませる工夫もされていました。しかし、難しすぎて心が折れてしまったプレイヤーも少なくありませんでした。
これらのタレントゲームは、芸能人と一緒に冒険したり、恋愛を楽しんだりすることができる貴重な作品です。ゲームの世界で芸能人と一緒に遊ぶことで、ファンの心をより一層掴んでいたのでしょう。
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