ウクライナ「24時間に100回近い空爆」 支援停滞に大統領夫人が危機感

世界各国のウクライナ支援に向けた動きが停滞している中、ウクライナはロシア軍からの空爆にさらされ続けています。直近24時間で100回近い空爆が報告され、ウクライナ大統領のオレナ・ゼレンシカ夫人はこの危機的な状況に強い危機感を抱いています。

ロシア軍の攻撃による被害

ウクライナ軍参謀本部によると、東部のハルキウ、ルハンスク、ドネツクなどの地域はミサイル28発、空爆27回、ロケット弾59発の攻撃を受けました。さらに南部のヘルソン州でも、州だけで62回の砲撃と300回以上の航空機からの攻撃が報告されています。

ヘルソン州ベリスラウ市では、ロシア軍のドローンから投下された爆弾により1人が死亡し、もう1人が負傷しました。ヘルソン州の州都ではさらに重要なインフラや住宅への砲撃が行われ、1人の女性が負傷しました。この状況に対して州検察は戦争法違反の疑いで捜査を開始しています。

支援の停滞に対する危機感

一方、オレナ・ゼレンシカ夫人は英BBC放送とのインタビューで、ウクライナへの支援が疲れてきたことについて言及しました。もし世界がウクライナへの支援に対する情熱を失ってしまえば、ウクライナの人々はただ死んでいくだけだと強調しました。ウクライナにとってこのような支援疲れの兆候は非常につらいものです。

ウクライナはこの困難な状況に直面していますが、世界各国がウクライナの支援を継続し、共に立ち向かっていくことが求められています。

ウクライナの空爆被害

ソースリンク: 日本ニュース24時間