韓国空軍のKF16 墜落原因はゴムパッキンのエンジン流入

韓国空軍KF16

今年9月21日、韓国西部の忠清南道・瑞山にある韓国空軍基地で、離陸中の戦闘機KF16が墜落するという事故が発生しました。これについて、空軍はゴムパッキンがエンジン内部に入り、推力が急激に低下したために墜落が起きたと発表しました。

ゴムパッキンの問題

ゴムパッキンは、エンジンの振動を減らすための部品です。空軍関係者によると、エンジン内に入ったゴムパッキンがエンジンブレードなどを傷つけ、燃焼室に吸入される空気の流れに異常が生じ、エンジンが失速したとのことです。

この事故機は離陸直後、計5回にわたってエンジンの失速が発生しました。操縦士が脱出した後、基地内に墜落したのです。

同関係者によると、ゴムパッキンの交換はエンジンメーカーの委託を受けた民間の整備会社が行っています。今回の事故が発生したKF16と同じエンジンを使用する他の国では、同様の事故が発生したケースはなく、空軍はエンジンメーカーと民間整備会社に原因究明を要請したとのことです。

対策と再開予定

事故原因が明らかになったことを受け、空軍は墜落した戦闘機KF16と同じ型のエンジンを使用するKF16とF15Kの該当部品の状態を点検し、異常がなければ18日から段階的に飛行を再開する計画です。

この記事の元の情報はYahooニュースから入手しました。

(出典:日本ニュース24時間)