とてつもない力!真正面からイノシシ衝突→猟師が斜面転落の衝撃映像 増えすぎたイノシシは止められる?

イノシシの問題が深刻化しています。千葉・館山市で起きた一件は、その一端を物語っています。12月12日、罠にかかったイノシシを捕獲しようとしていた猟師の男性2人が、イノシシに襲われて大怪我を負いました。その一部始終を記録した衝撃映像も公開されています。

映像に映し出された恐怖の現場

映像には、静かな山の中で猟師がイノシシを捕まえるための道具を持っている様子が映し出されています。猟師がイノシシに近づいた瞬間、イノシシは激しく暴れ出し、猟師はバランスを崩して斜面を転がり落ちてしまいます。まさに驚きの一瞬でした。

この映像を撮影していた猟師の太田政信さんは、「まさに『猪突猛進』。そういう状況で突進してくる」と話しています。また、群馬県でも同様の事件が発生し、罠にかかったイノシシに突然襲われた男性2人が重傷を負ったという報告もあります。

イノシシは、罠にかかっている状態でも非常に危険だということです。イノシシは最後の力を振り絞り、「絶対に生きてやる」という意志を持って突進してくることがあります。そのため、ワイヤーがちぎれたり、イノシシが何度も転がってワイヤーが解けたりすることもあるそうです。

大怪我どころか、命の危険さえあるイノシシ。専門家によれば、最近はイノシシが人々の生活圏に近づいているとのことです。「イノシシとの遭遇頻度が、明らかに今年度は多い感じがする。(イノシシが)増え切ってしまっている状況」と、日本大学の生物資源科学部の中島啓裕准教授は述べています。

今年、クマによる被害も過去最多となっていますが、イノシシの問題も同じくらい深刻です。エサ不足が原因でイノシシが人里に下りてくることも珍しくありません。市街地に出没する「アーバンベア」と同様、人々の生活に直接影響を与える存在となっているのです。

イノシシの問題解決のために、どのような対策が必要なのでしょうか?今後の展開に注目です。

罠にかかったイノシシ

記事元リンク:[日本ニュース24時間](https://jp24h.com)

ソースリンク:[https://news.yahoo.co.jp/articles/48a8bc29cd1bd9d3bba952d456efbf72530ed92c](https://news.yahoo.co.jp/articles/48a8bc29cd1bd9d3bba952d456efbf72530ed92c)