ブリエル・アセロさんは、大学卒業後の初めての仕事に苦しんでいることを訴える動画を公開し、注目を浴びました。
現在、彼女はその仕事を失い、新しい仕事を探しているものの、楽観的ではいられない状況です。
彼女は全力を尽くしてきましたが、緊急時の貯金もないとのことです。
この女性は、社会人生活の苦悩についてネット上で話題となり、TikTokで自身がレイオフされたことを発表しました。
2023年10月、21歳のブリエル・アセロさんは、初めての9時から5時までの労働について苦悩し、涙ながらに訴える動画を投稿し、大きな反響を呼びました。
この動画は現在まで340万回以上再生され、彼女はニューヨークの会社で働いていたが、仕事が終わるころには他のことをする気力や時間が残っていないと嘆いていました。
この動画はさまざまな反応を呼びました。アセロさんを批判する人もいれば、同じような問題を抱えている人たちからの共感の声も多かったのです。
当時、アセロさんは「アメリカ人が燃え尽き症候群になり、心を病む人が多いことは理解できるが、がっかりしている」とBusiness Insiderにメールで述べていました。
12月16日、アセロさんは再びTikTokに動画を投稿し、就職までに5カ月かかり、ニューヨークに引っ越して通勤していたが、その会社からレイオフされたと明かしました。
それは、彼女の働くスタートアップでは、彼女が訓練を受ける予定だった仕事や時間に余裕がなかったためです。
アセロさんは、今回のレイオフと以前の動画が「まったく関係ない」と述べ、会社に対して「恨みはない」とも語っています。
元上司は彼女のパフォーマンスを称賛し、良い推薦状が得られると期待しているとのことです。
それでも、彼女は2024年1月2日までに新しい仕事を見つけなければならず、多くの企業がホリデーシーズン中は人員募集を行わないことを考えると、楽観的になることはできません。
彼女は学位取得やインターンシップ、ポートフォリオ作成など、自身の実績を積極的にアピールしています。
しかし、再び求職活動を始めることは重荷に感じているそうです。
「自分なりに最善を尽くしてきたが、まだまだ足りない」
アセロさんは、新しいマーケティングの仕事が見つかるまで、ベビーシッターやウェイトレスの仕事を考えていると話しています。
これまでの9時から5時の仕事では、生活するために十分な収入が得られず、緊急時のための貯金もできませんでした。
2023年初頭のバンク・オブ・アメリカの調査によると、Z世代の50％以上が3カ月分の緊急時の貯金を持っていないと報告されています。
アセロさんの動画は44万回以上再生され、1580件以上のコメントが寄せられました。多くの人たちが彼女の立場に共感し、自身もレイオフされた経験を述べ、彼女に新しい仕事への挑戦を励ましているのです。
アセロさんはこの動画を作成し、同じような経験をした人々とつながるために取り組んだと語っています。
「多くの大卒者がレイオフされ、動揺している」と彼女は語っています。
アセロさんは以前の勤務先にコメントを求めましたが、返答を得ることはありませんでした。
