【2024年衆院選】大阪で激突!維新vs公明、勝敗を分けるポイントは?専門家が徹底解説!

大阪、注目の対決!維新vs公明、その行方は?

2024年衆院選が間近に迫る中、大阪では「大阪都構想」を掲げる日本維新の会と、長年関西圏で強固な地盤を築いてきた公明党の対決に注目が集まっています。これまで大阪都構想の実現に向けて協力関係にあった両党ですが、今回は全面対決。政治評論家の有馬晴海氏によると、序盤の情勢は「維新優勢」とのこと。一体どちらに軍配が上がるのでしょうか?

維新、地元大阪での強みを発揮なるか?

大阪の街並み大阪の街並み

維新は、大阪17区の馬場伸幸代表、12区の藤田文武幹事長が優勢で、大阪19選挙区すべてで勝利する可能性もあるとのこと。

有馬氏は、「馬場氏、藤田氏は盤石の強さを見せています。大阪万博の問題や不祥事などで維新の勢いに陰りが見えるとの見方もありましたが、地元大阪での強みは健在です。全国区での浸透に苦戦し、支持者の間にも『応援疲れ』の声が聞こえる中、今回の選挙は維新にとって正念場と言えるでしょう。」と指摘しています。

公明党、苦戦を強いられる?

一方、公明党は大阪16区に山本香苗氏を擁立するなど、大阪での勝利を目指していますが、苦戦が予想されています。

有馬氏は、「支持母体である創価学会の組織力に陰りが見え始めています。カリスマ性と指導力で党を率いてきた山口那津男前代表から石井啓一新代表に代わり、新体制の真価が問われる選挙となります。大阪の選挙区を失うようなことがあれば、現有議席32議席から大幅に減らす可能性も。兵庫の選挙区も落とせば、党へのダメージは計り知れません。自民党も大阪では苦戦を強いられてきましたが、今回も厳しい戦いを強いられるでしょう。自公与党にとって厳しい結果が予想されます。」と分析しています。

東京では野党共闘の行方がカギ

一方、東京では野党共闘の行方が選挙結果を左右しそうです。特に注目されるのが、9人が乱立する1区。野党共闘がうまく機能しなければ、与党に有利に働く可能性も。

まとめ

今回の衆院選は、大阪では維新と公明の全面対決、東京では野党共闘の行方が注目ポイントです。果たしてどちらに軍配が上がるのか、今後の動向から目が離せません。