10月16日に発表されたトーハンの週間ベストセラーランキングで、ノンフィクション・ライトエッセイ部門で注目を集めているのが、10位に初登場した「巨人軍vs.落合博満」です。1993年、40歳という異例の年齢で読売巨人軍に移籍した落合博満氏。本書は、その巨人軍で過ごした3年間を、当時の関係者への取材や証言、貴重な記録などをもとに、緻密に描き出したノンフィクション作品です。
推定年俸4億5000万円で巨人へ！落合博満の巨人時代とは？
40歳という年齢で、当時のプロ野球界では破格の年俸4億5000万円で落合氏を獲得した巨人軍。その裏には、どのような思惑があったのでしょうか。本書では、巨人軍の狙いと、落合氏の胸の内を、時系列に沿って詳細に解説しています。
長嶋茂雄監督との関係、OBや原辰徳氏との確執も明らかに
「巨人軍vs.落合博満」では、落合氏と長嶋茂雄監督との関係性についても深く掘り下げています。当時のスター選手たちとのエピソードや、OBとの確執、ライバル・原辰徳氏との関係など、巨人ファンならずとも興味深い内容が満載です。
松井秀喜、清原和博との関係、伝説の10.8決戦の裏側も！
落合氏と、のちに巨人軍の顔となる松井秀喜氏、清原和博氏との関係性も、本書の読みどころの一つです。若き日の二人の才能に、落合氏はどのように接していたのでしょうか。また、古巣・中日ドラゴンズとの伝説の10.8決戦の裏側についても、詳細に描かれています。
ファンタジー世界に転生！？話題の漫画「落合博満のオレ流転生」
落合氏といえば、今年3月から講談社の漫画誌「モーニング」で連載がスタートした「落合博満のオレ流転生」も話題となっています。なんと、落合氏がファンタジー世界に転生してしまうという奇想天外なストーリー。果たして、異世界でも「オレ流」を貫くことができるのでしょうか？現在、既刊1巻が発売中です。
落合博満氏の著書「巨人軍vs.落合博満」
落合博満氏の巨人時代を、様々な角度から分析した「巨人軍vs.落合博満」。巨人ファンはもちろん、プロ野球ファンなら必読の一冊です。
食欲の秋！「ごはんが楽しみ」で毎日の食卓をさらに豊かに
一方、トーハンの週間ベストセラーランキングでノンフィクション・ライトエッセイ部門1位を獲得したのは、「ごはんが楽しみ」です。著者は、エッセイ漫画「家が好きな人」で人気の井田千秋氏。本書では、井田氏の日常を描写しながら、「食べる楽しみ」をテーマにしたエッセイ漫画を収録しています。
朝の食卓を彩るパン、職人の味を楽しむパスタ、熱々餃子とキンキンのお酒…
「さて、今日は何食べよう。」朝の食卓を彩るパン、近所の職人が作る絶品パスタ、週末に楽しむ熱々の餃子とキンキンに冷えたお酒…。井田氏の優しいタッチで描かれる、日常の食の風景は、読者自身の食卓を思い起こさせ、温かい気持ちにさせてくれます。
特別なブランチ、お気に入りのおやつ、新しいダイニングテーブル…
特別な日のブランチ、お気に入りの可愛いカップに詰めたおやつ、新生活に向けて購入したダイニングテーブル…。井田氏の「食べる楽しみ」は、食卓だけでなく、生活の様々な場面に広がっています。
井田千秋氏の著書「ごはんが楽しみ」
「ごはんが楽しみ」は、読んだ人の心をほっこりと温めてくれる、食のエッセイ漫画です。食欲の秋、本書を手に取って、毎日の食卓をさらに豊かなものにしてみてはいかがでしょうか。
