【精神科医が教える】何もかも失って悲しみのどん底にいる人が絶対忘れてはならない1つのこと


● 時間

時には、何もかも
失ったかのように思える
ときもあるでしょう。
でも、そんなもの最初からなかったのよ。
錯覚なの。
本当に自分だけのものって、
自分の時間だけよ。
 何もかも失い、ゼロの状態になった。何もかも失い、人生のどん底にいるような気持ちになった……。

 でも、じつは最初からアナタの手にはなかったものなのです。いったん手にしたかもしれませんが、それはもともとなかったもの。失ったというのは錯覚なのです。

 何もかも失うのではないかという恐怖心、何もかも失って自暴自棄になる気持ちもわかりますが、そこはスタートライン。

 誰にでも平等に、自分だけのものとして与えられているのは時間だけ。そして、その時間は誰にとっても有限です。なぜなら、いつか必ず死を迎えるから。

 時間が過ぎ去るのは、あっという間だし、いつ死を迎えるかなんて誰にもわからない。だから時間を大切にする。その原点を忘れなければ、きっとうまくいきます。

 ※本稿は『精神科医Tomyが教える 50代を上手に生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

精神科医 Tomy



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