〈《教え子からの刑事告訴に新展開》「ハズキルーペ会長が教育環境を破壊」保護者から上申書が提出された!《「保護者の声を無視」と訴え》〉 から続く
【写真】“強制廃止”された知的障害者向けグループホーム「友愛寮」が入る施設
学校法人武蔵野東学園が、利用者の行き先が決まっていない状態で知的障害者向けのグループホームの廃止を届けていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。
武蔵野東学園といえば、今年3月、「ハズキルーペ」で知られるHazuki Companyの松村謙三会長が理事長に就任。これまで週刊文春は7回にわたり、 松村氏が生徒や保護者に暴言を吐いたり 、 生徒に謝罪文の提出を強要して刑事告訴されたりした事実 を報じてきた。
知的障害者向けのグループホームを“強制廃止”
そして今回、同法人が運営する知的障害者向けのグループホーム「友愛寮」が廃止されていたことが明らかになった。この施設では、かねてから学園側と保護者の間で軋轢が生じていた。
ある保護者はこう憤る。
「グループホームの事業をやめるには、利用者全員の次の行き先を決め、廃止の1カ月前までに東京都福祉局に『事業廃止届』を提出しなければいけません。ところが8月末時点で、ウチを含め複数の利用者の行き先が決まっていなかった。そんな状態にもかかわらず、廃止届が提出されてしまったんです」
一体、何があったのか――。
「 週刊文春電子版 」では、廃止の詳しい経緯や利用者に対しての“追い出し”、東京都側の対応などを詳しく報じている。
「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル