「ドラえもんに頼ってたのに」大山のぶ代さん、西田敏行さん死去めぐりテレ朝の“温度差対応”に疑問噴出


【写真あり】複数の僧侶が西田さんの自宅へと向かった

 西田さんの訃報が明らかになって以降、テレビ朝日で彼の追悼番組が増えている。

「発表翌日の10月18日の『徹子の部屋』の放送予定を急きょ変更し、『追悼・西田敏行さん』と題した特別企画を放送。西田さんが初めて出演した1980年の映像など、過去の出演回のダイジェストが流れました。『ドクターX』の特別編も合わせて、生前の西田さんの活躍が窺える内容でした」(芸能記者)

 一方、10月11日に9月に亡くなっていたことが発表された大山さんは、番組での扱いに違いが見受けられる。大山さんは1979年から2005年までアニメ『ドラえもん』の声を担当し、幅広い世代に認知された。26年間、国民的アニメの主人公の声を務めたテレビ朝日の”功労者”のひとりと言えるが……。

「訃報が発表されて2週間経ちますが、追悼企画は放送されていません。10月12日に放送された『ドラえもん』では、『長い間本当にありがとうございました』と追悼テロップが流れ、大山さんが歌った曲『ぼくドラえもん』や彼女が声を務めたエピソードの名シーンが放送されました。ただ、西田さんのように、大山さん本人の映像を振り返るような追悼企画がないのです」(前出・芸能記者)

 Xでは、テレビ朝日で大山さんの追悼企画がないことに疑問の声があがっている。

《西田敏行さんの追悼番組は分かる。大山のぶ代さんの追悼番組はやらないの?テレビ朝日さん?》

《テレ朝って大山のぶ代さんの追悼番組はしないのかな?やたらとドラえもんに頼ってたのにな》

《大山のぶ代さんの追悼番組は今のところドラえもん(通常)の中でわずか数分のみ。テレ朝は散々お世話になってきたはずなんだけど、何か理由があるんですかね》

《テレビ朝日から大山のぶ代さんへの敬意が足りないのでは?》

 西田さんの追悼企画が相次いで放送されたこととの“温度差”を感じる視聴者も少なくないようだ。前出の芸能記者は、「大山さんとテレビ朝日の関わりは深かった」と話す。

「テレビ朝日系のバラエティ番組に顔出しで出演することも多く、“ドラえもんの中の人”として広く認知されていました。また、黒柳徹子さんとも付き合いが長く、『徹子の部屋』に何度も出演しています。大山さんが出演した映像は多数あると思われるだけに、彼女にスポットを当てた番組がないことを不思議に思う人もいたのでしょう。

 ただ、大山さんは2012年に認知症と診断され、2016年から高齢者施設に入居し、2017年に夫の砂川啓介さんが亡くなった後は施設の職員と晩年を過ごすなど、近年は表舞台から遠ざかっていました。こうした背景も鑑みて、あえてタレントとしての大山さんの追悼企画を作らなかった……ということも考えられます」(前出・芸能記者)

 多くの人に親しまれた大山さんや西田さんが亡くなったことは悔やまれるばかりだ。



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