6歳「ののちゃん」CMおねだりで物議? 芦田愛菜との違いとは

「世界最年少歌姫」として知られる村方乃々佳ちゃん、通称「ののちゃん」。わずか2歳で童謡コンクールで銀賞を受賞し、その後もCDデビュー、ギネス記録樹立など、快進撃を続けています。

天才少女・ののちゃんの快進撃

2020年、「寛仁親王牌 第35回童謡こどもの歌コンクール」のこども部門で銀賞を受賞したののちゃん。当時わずか2歳という年齢で、その歌声は多くの人々の心を掴みました。

その後、2021年には「ののちゃん 2さい こどもうた」でCDデビュー。 「アルバムをリリースした世界最年少アーティスト」としてギネス世界記録にも認定され、名実ともに「世界最年少歌姫」の称号を手にしました。

大人顔負け? ののちゃんのCM獲得劇

10月24日、ミツカン主催の「洋食の味付けこれ一本!カンタン酢トマト大試食会」に、お笑いトリオ・ぼる塾と共に登場したののちゃん。

イベントでは、同社の「カンタン酢トマト」を使ったメニューを試食。「お野菜嫌いなお子さまにも絶対合うと思う」と、大人顔負けのコメントで会場を沸かせました。

そして驚くべきことに、「すっごくおいしかったから、わたし“カンタン酢トマト”の歌をうたいたいで~す」と、自らCMソングを“おねだり”。

この「おねだり」に、ミツカン関係者は「ぜひCM出演お願いします」と快諾。見事、CM出演のチャンスを掴んだのでした。

CM獲得も…… 芦田愛菜と比較される「違和感」

この一連の出来事を受け、SNS上では、ののちゃんの行動に対して賛否両論の声が上がっています。

「CMソングを歌いたい」というストレートな発言は、彼女の純粋さや才能の表れと捉えることもできます。

しかし、一部では、6歳児とは思えないあざとさや、計算高さを感じるとの声も。

「後ろで操る大人がね」「子供らしさがない」「親の銭ゲバぶりが継承されつつある」といった辛辣な意見も散見されます。

子役の宿命? 親の意向が見え隠れ?

芸能ジャーナリストの間では、ののちゃんと同年代に活躍していた芦田愛菜さんの名前が挙がっています。

3歳という若さで芸能界デビューを果たした芦田さんは、2011年のドラマ「マルモのおきて」で一躍人気に。その後も、その確かな演技力で数々の作品に出演し、2023年には「タレントCM起用社数ランキング」で2位を獲得するなど、人気は衰えるところを知りません。

芦田さんの人気の理由は、子役時代から持ち続けている、純粋さや親しみやすさ。周囲の大人たちは、彼女のそうした魅力を活かすように、活動をサポートしてきたと言えるでしょう。

一方、今回のののちゃんの言動には、「親の意向」が見え隠れすると指摘する声も。

「子供らしさ」を売りにするのか、「大人顔負け」のキャラクターでいくのか。

子役としての「ののちゃん」を、今後どのようにプロデュースしていくのか。

関係者の手腕が問われています。