年間約3400トンのCO2を削減
京阪電鉄は2024年10月25日、省エネルギー車両の13000系車両を増備すると発表しました。今年度から2026年度にかけて、鋼製の旧型車両の代替として計67両を増備するとしています。
13000系は、2200系と2600系を置き換えるために2012年から導入されている車両。軽量なアルミ合金車体を採用し、電力を効率よく利用するVVVFインバータ制御装置や回生ブレーキなど備え、走行時の電力は従来車両（2600系）との比較で約35％減となっています。
これまでに1次車から5次車まで、計119両が製造されています。今回導入される増備車は、2020年度以降に製造された5次車から設置された車内防犯カメラが引き続き設置される予定です。
今後は、2024～2025年度に18両（6次車）、2025～2026年度に49両（7次車）を導入。13000系は計186両となり、京阪線を走行する車両の30％以上を占める見込みです。
なお、今回の新車導入により、年間約3400トンのCO2（二酸化炭素）が削減されるとしています。
乗りものニュース編集部
