テレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」は29日放送。元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹さんの発言に、国民民主党の玉木雄一郎代表がX（旧ツイッター）で反論した。
番組では、衆院選の与党の大敗を受け、新しい総理大臣を決める「総理大臣指名選挙」について特集。自民党の石破茂総裁が立憲民主党の野田佳彦代表に勝つためには、議席を大幅に伸ばした国民民主党との連携が重要と指摘した。その上で、国民民主党の玉木代表の主張を紹介。それによると、玉木代表は「私から（与党の）連立には入りません。政策本位で良い政策があれば協力するし、ダメなものはダメと言っていく」「（現在自民党から）私には（接触は）ないが幹事長レベルでは一定の接触をしている」と述べたという。
この後、玉川さんは「これも昨日、立憲（民主党）の人何人かに聞いたんですけど」と前置きし、「玉木さん自身はきっと、政権内に入りたい思いがあるんだろう、というふうな話はするんですね。だけど、国民民主党は支持母体が連合、要するに労働組合が後ろにいるんで、まるっとそこに入っていくのは厳しいんじゃないか」などと発言した。
視聴者がこの玉川さんの発言をXに投稿したことから、玉木代表が反応。玉木代表は自身のXで「モーニングショーでそんなこと言ってるんですか！ポストなんか欲しくありません。今、私たち国民民主党が欲しいのは、国民の『手取りを増やす』経済政策の実現です」と反論。「玉川さん、取材しないでしゃべらないで取材に来てください！」と呼びかけた。
Xでは「昨日の配信でもポストが欲しいなんて一言も言ってませんからねー」「びっくりしました」「党から即テレビ局に申し入れすべき」「SNSで政党の代表が報道に即否定する時代すごい」といったコメントが寄せられている。
中日スポーツ
