お笑いコンビ・さや香の新山さんが、M-1グランプリへの複雑な心境を吐露しました。過去3度決勝進出を果たしながらも、今年は出場を辞退。その背景には、想像を絶するプレッシャーが存在していたようです。今回は、人気番組ABC『これ余談なんですけど…』での新山さんの発言を元に、M-1グランプリ出場辞退の真相に迫ります。
M-1グランプリへの葛藤:出場辞退の決断
2023年のM-1グランプリで3位という好成績を残したさや香。最終決戦で披露した「見せ算」ネタは大きな話題を呼びました。結成10年目、まだまだ出場資格のあるさや香ですが、新山さんは番組内で「今年は出ない。できることなら、このまま出たくない」と明言。その真意はどこにあるのでしょうか?
さや香の二人
MCのかまいたち・濱家隆一さんからの問いかけに対し、新山さんは「優勝を目指すというよりは、テレビでの活躍が目標。もしテレビで結果が出なければ、M-1に再挑戦するかもしれない」と、M-1を保険的な位置づけとして捉えていることを告白。この発言には、濱家さんも「よこしまやな」とツッコミを入れました。
新山さんは、「今はキングオブコントなど、様々なことに挑戦したい」と、M-1以外の活動への意欲を表明。濱家さんも「M-1出場を決めてからの1年間は本当にしんどい」と、出場者にかかるプレッシャーの大きさを語りました。新山さんもこれに同意し、「M-1が楽しくなくなってくる部分もある」と本音を明かしました。
M-1は「懲役15年」?:新山さんのM-1観
かまいたち・山内健司さんは、さや香のM-1辞退について「ABCの“M-1至上主義”への一撃」と挑発的な発言をしましたが、新山さんはこれを否定。「M-1の15年間は“懲役15年”のようなもの。模範囚だけが1年に1組出られるような感覚。M-1という名の牢屋に入れられているみたいだ」と、独自のM-1観を披露しました。
山内さんが「ABCの“M-1刑務所”からの脱獄」と表現すると、新山さんは「それくらい追い込まれていく」と、M-1出場に伴う精神的な負担の大きさを改めて強調しました。
高級腕時計を身に着けた新山さん
今後の展望:さらなる活躍に期待
M-1グランプリという大きな舞台から一旦距離を置くことを決めたさや香。新山さんの言葉からは、M-1へのリスペクトを持ちつつも、自分たちのペースで芸人としての道を歩んでいきたいという強い意志が感じられます。今後のさや香の活躍に、ますます期待が高まります。