Netflixで配信開始以来、3週連続で週間TOP10の1位を獲得したドラマ『極悪女王』。1980年代の女子プロレスブームを牽引したダンプ松本の半生を描いた作品で、激しい抗争を繰り広げたクラッシュギャルズの長与千種役を唐田えりかが熱演し、大きな反響を呼んでいます。唐田えりか自身の人生と重なる部分も多い長与千種の生き様、そして彼女の演技にかける熱い想いに迫ります。
不倫騒動からの復活、女優魂で掴んだ長与千種役
2020年に不倫騒動で活動を休止していた唐田えりかにとって、『極悪女王』のオーディションは再起をかけた一大勝負でした。崖っぷちから這い上がろうとする長与千種の姿に自身を重ね合わせ、「絶対にこの役を演じたい」という強い思いでオーディションに臨んだといいます。
唐田えりか演じる長与千種
総監督の白石和彌氏は、彼女の切実な思いと華に心を打たれ、この大役に抜擢。唐田えりかの並々ならぬ決意が、白石監督の心を動かしたのです。
過酷なトレーニングとプロレス技への挑戦
運動音痴を自認する唐田えりかにとって、プロレスラーの役作りは容易ではありませんでした。肉体改造のために10キロの増量、週3回のトレーニング、週2回のプロレス練習に加え、歌やダンス、長崎弁の特訓など、過酷な日々を送ったといいます。
中でも、長与千種の代名詞とも言える大技「フライングニールキック」の習得は大きな壁でした。難易度の高さから代役案も浮上しましたが、彼女は「やります」と涙ながらに訴え、長与本人から直接指導を受け、見事習得。その努力と根性は、まさにプロレスラーの魂を感じさせます。
伝説の敗者髪切りマッチ、女優魂をかけた熱演
1985年の大阪城ホールで行われたダンプ松本との伝説の「敗者髪切りマッチ」。このクライマックスシーンは、唐田えりかの女優魂が爆発した名場面です。
打ち上げの様子
坊主を覚悟していた唐田えりかは、本番直前の緊張と恐怖を乗り越え、見事な演技を披露。当時の観客の悲鳴が蘇るほどの迫真の演技で、視聴者を圧倒しました。 このシーンは、まさに唐田えりかの代表作と言えるでしょう。
長与千種本人からの賞賛、そして未来へ
クランクアップ後、長与千種本人から「プロとしての根性を持っている」「若い頃の自分を見ているようだった」と絶賛された唐田えりか。彼女はこの言葉に深く感動し、女優として再出発への自信を深めたといいます。
白石監督も、「唐田えりかの演技は誰かの応援歌になる」と高く評価しています。不倫騒動を乗り越え、女優として再び輝き始めた唐田えりか。今後の活躍に期待が高まります。
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