兵庫県知事選、異例の盛り上がり “失職”の斎藤前知事に支援者が殺到 街は賛否の声


【画像】「負けるなよ!」「がんばってー!」の声が “斎藤コール”をあびる笑顔の前知事

■過去最多の7人が立候補

 写真撮影やサインの求めに応じながら支持を訴えます。演説では本音もにじませました。

斎藤氏
「職員組合からも辞めろと言われて、県議会からも全会一致でノーですよ。本当に独りぼっちだったんです。そして、こうして今日ですね、雨のなか、こんなにたくさんの人が集まっていただいたということは本当にうれしいんです。自分は1人じゃないんだな、やっぱり県民の皆さんの力ってすごいんだなというふうに思いました。本当にありがとうございます」

 職員へのパワハラ疑惑などを告発された斎藤氏が、県議会の不信任決議を受け失職したことに伴う兵庫県知事選。

 先月31日に告示され、過去最多となる7人が立候補しています。

前尼崎市長 稲村和美氏
「色んなことがあったけど、だからこそ兵庫県はこんなに変わった、こんなに良くなったと、全国に発信できる兵庫県にして参りましょう」

 前尼崎市長の稲村和美氏は「対話と信頼」を掲げ、風通しの良い兵庫県政の構築を訴えます。

稲村氏
「この対話力で県政を前に進めます。ありがとうございます」

 元アナウンサーの清水貴之氏は、「ひょうごリスタート」を掲げ、県の活性化を目指します。

元アナウンサー・前参院議員 清水貴之氏
「ぼくの大好きな兵庫県が悪い形でニュースとして全国的に広まってしまった。これが残念でなりませんでした。兵庫県の混乱を、まずはしっかり立て直していく」

 医師の大沢芳清氏は共産党の推薦です。

医師(共産党推薦) 大沢芳清氏
「私、大沢芳清は、県政を正常化します。知事と幹部職員が告発を潰そうとしたことは大きな問題です」



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