Netflixで配信開始直後から国内ランキング1位を獲得し、大きな話題を呼んでいるタイムレス(旧Sexy Zone)の新メンバーオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」(以下、タイプロ)。ジャニーズ事務所時代には考えられなかった革新的な取り組みの数々に、世間は驚きを隠せないようです。果たして、タイプロはどのような革命を起こしているのでしょうか?
従来のジャニーズの常識を覆す、画期的なオーディション
タイプロの始動が発表されたのは、今年4月1日の生配信。新グループ名「タイムレス」と共に、メンバーの菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんが自ら審査員を務め、書類選考から候補者と向き合うという異例の形も明らかになりました。
alt
この発表に、長年ジャニーズを応援してきたファンからは、伝統からの逸脱に対する戸惑いの声も上がりました。というのも、ジャニーズ事務所時代、デビュー後のグループがメンバーの脱退で人数が減ったとしても、増員という選択肢はこれまで一度もなかったからです。
モーニング娘。’24やAKB48といった大所帯の女性アイドルグループでは、メンバーの卒業と加入は日常茶飯事です。しかし、ジャニーズでは光GENJI、KAT-TUN、NEWS、King & Princeなど、複数名の脱退を経験したグループは、残ったメンバーで活動を継続してきました。A.B.C-Z、Snow Man、Travis Japanのようにデビュー前に新メンバーが加入した例はありますが、デビュー後に増員したグループは存在しません。
アイドル評論家の山田一郎氏(仮名)は、「ジャニーズ事務所時代には考えられなかった、まさに革命的な試みです。既存のファン層の反応が懸念されましたが、Netflixでのランキング1位獲得は、この新しい挑戦が多くの視聴者の心を掴んだ証と言えるでしょう」と語っています。
一般公募という新たな試み
タイプロの最も斬新な点、そしてファンからの反響が大きかった点は、一般からの候補者募集です。ジャニーズ事務所の伝統的な育成システムでは、入所後にジャニーズJr.(現ジュニア)として活動し、そこからデビュー組へと昇格するのが一般的でした。
alt
しかし、タイプロはこの前例を覆し、ジュニアだけでなく一般からも広く門戸を開放。応募総数はなんと1万8922件にも上りました。この数字は、タイムレスへの期待値の高さと、アイドルという夢に挑戦したい若者の熱意を如実に表していると言えるでしょう。
合格=デビューという確約
さらに、オーディション合格者にはデビューが確約されている点も、これまでのジャニーズ事務所のオーディションとは一線を画しています。通常、オーディションはあくまで選考の一過程であり、合格後もデビューまでの道のりは険しいのが現実です。しかし、タイプロでは合格=デビューという明確な目標が設定されており、候補者にとっては大きなモチベーションとなるでしょう。
音楽プロデューサーの佐藤花子氏(仮名)は、「合格=デビューというシステムは、候補者にとって大きな魅力であり、同時に大きなプレッシャーでもあります。しかし、そのプレッシャーを乗り越えてデビューを掴んだメンバーは、必ずや強い精神力と高いパフォーマンス能力を備えた、魅力的なアイドルへと成長するでしょう」と期待を寄せています。
まとめ
タイムレスの新メンバーオーディション「タイプロ」は、ジャニーズ事務所時代の伝統を打ち破る、数々の革新的な試みで注目を集めています。Netflixでのランキング1位獲得という快挙は、この新しい挑戦が多くの視聴者の共感を呼んでいることを示しています。今後の展開に期待が高まるばかりです。
皆さんは、タイプロについてどう思いますか?ぜひコメント欄で意見を共有してください!また、jp24h.comでは、他にも様々なエンタメ情報を発信していますので、ぜひチェックしてみてください。