2人組ガールズユニットメンバー脱退で物議 母親名乗る人物の説明に「心痛い」「娘の人生は娘のもの」


 「FleuR(フルール)」はポップス出身のNANAとミュージカル出身のMAIKAが作り出す歌声と唯一無二な世界観のダンスが持ち味とするガールズユニット。

 MAIKAは5日に自身のX(旧ツイッター)で「ご報告 突然のご報告になってしまい申し訳ございません。2025年の7月20日(日)のワンマンライブを持ちましてFleuRを脱退することになりました」と発表。

 「FleuRでの活動は楽しいこともいっぱいありましたが、家族の思いとNANAの思いの両方に上手く答える事が出来ず、私には少し荷が重すぎたようです。私達の関係は終わってしまった為、2人で一緒に練習する事は出来ませんが、それぞれ練習して本番は全力のパフォーマンスを致します。いつも応援していただいていたファンの皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。FleuRとしての活動は終わってしまいますが、残りのイベントは手を抜く事なく、最後まで頑張ります」と記していた。

 しかし、ユニットの公式Xではマネジャーが「昨夜のMAIKAの投稿で色々と各関係者様、ファンの皆様には混乱を招く事態となり大変申し訳ございません。昨夜の投稿は、MAIKAの意思、FleuRとしての意思ではございません。NANAもMAIKAも今までの活動に対する思いは今も変わっていませんし、FleuRとしてこの先も活動を続けたい気持ちでいっぱいです」と投稿するなど混乱した様子がうかがえた。

 さらに、7日にMAIKAのアカウントで「MAIKAの母です。この度の事態の経緯をお話しさせてください」と母親を名乗る人物が書面をアップ。

 「MAIKAの母です。大垣のイベントの翌日、MAIKAの弟の就職面談でした。弟には障害があり、それでもいいと受け入れて下さる可能性のある企業様でした。なのでMAIKAには家族皆でのサポート、また集中出来るよう大垣のイベントのあった日はなにも予定を入れてくれるなと、お願いしていました。しかし運営はこの日は出演出来ないと断るMAIKAに『この日は絶対出ないと駄目だから、重要だから』と二度も三度も出演要請し、とうとう断れきれず、MAIKAは承諾してしまいました」と家族内でトラブルとなっていたことを告白。

 「結果、家族の誰にもこの日出演することを告げず、あれは断ったと嘘をつき出演しました。勝手に黙って出ていくMAIKAに家族は驚き、こんな大事な時にも助けることのない姉に、弟は受け入れがたいと悲しみを滲ませていました。このことにより、私達家族はもうMAIKAの活動を応援する事は出来ない、今すぐ辞めてくれとお願い致しました。即日に辞めるなんて無理は承知しと分かってはいましたが、それ程家族の怒りと落胆が大きかったのです。予想通り運営とは言い争いになり、こちらもひどい言葉を投げつけ怒鳴りも致しました。すぐに辞めるとなるとやはり膨大な費用がかかってしまうとお聞きし、私達家族にはすぐに払える金額ではありませんでした。しかし今決まっている7月までのイベントを出るのならこのお金は発生しないと言われ出ることに承諾致しました。これが今回の活動自体の経緯です」(原文ママ)と説明。

 「MAIKAを応援して下さった皆様には深く感謝しております。関係者様には大変迷惑をおかけし申し訳ございません。運営にはお母様の言葉でMAIKAの活動辞退をX、インスタにあげてくださいと言われましたので、この様な投稿をすることになりました。私達家族の我儘でNANAさんには大変ご迷惑をかけ本当に申し訳ないと思っております。しかし私達家族はもう限界でした」と結んだ。

 この投稿が議論を呼んでおり、「息子さんの障害区分は存じ上げませんし、それぞれのご家庭の事情があると思いますが、それは結果的に息子さんの自立の妨げになっているのでは、個人的に思いました」「ここに本人の意見や意思を確認したり尊重したりする文言がどこにもない」「娘さんの人生は娘さんのものだよ」「お母さんにとってMAIKAさんの人生はどうでもよいのですか。弟の就職に姉は関係ありません。娘の人生を潰したいのですか」「きょうだい児という言葉をご存じですか 今一度考えてみてください」「なんかめちゃくちゃ心痛い…」「『当事者』以外は解決出来ない」などとさまざまな意見が寄せられた。



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