プロ野球・阪神OBの赤星憲広氏が2日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」にコメンテーターとして出演した。番組では静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)が、「東洋大学法学部卒業」の経歴に学歴詐称疑惑が指摘されていた問題で、卒業した認識だったが「除籍」だったと明らかにした会見を取り上げた。
田久保市長は、大学にはいつまで通学したのかとの質問に「後半は特に自由奔放な生活。いつまでとお答えできるような通学状態ではなかった。卒業式には出ていない。携帯電話もなく、私がバイクに乗って色んな所に行って住所不定のような状態になっていた。いつまで通っていたのか、お恥ずかしい話ですが、後半は不真面目な学生でした」と語った。
番組司会の宮根誠司(関西大→朝日放送)は、「卒業式に出てない人はいっぱいいると思いますが、だいたい大学の最終年になるいと、自分がどれくらい単位取らないといけないとか、これ大丈夫かなとか、卒業のことしか考えないじゃないですか。就職もあるし」と聞くと、赤星氏(亜細亜大→JR東日本)は「そう!」と強く応じた。
「そうなんです、僕も野球やってましたので、なかなか授業に行けない時もあるわけですよ。その中でこれだけの必要単位を取らなければいけないというのがあったので、すんごい単位のことしか気にしてませんでしたし、どうやって取るかってことばかり考えてました」と語った。
宮根が「卒業証書もらったら、あっ、やっと卒業できたって」と言うと、赤星氏も「よかった!って思うんですけど」と応じ、田久保市長の会見について「自由奔放な生活されてたってことなので、単位をちゃんと取れてたのかどうか確認できてなかったら…」と語った。