松本人志氏の性加害疑惑騒動後、訴訟は取り下げられ芸能界復帰の噂も囁かれる中、「松本軍団」と呼ばれた取り巻きタレントたちの動向に注目が集まっている。小沢一敬氏、たむらけんじ氏、渡邊センス氏…それぞれの現在を追ってみよう。
小沢一敬氏、活動自粛の現状は?
スピードワゴンの小沢一敬氏は、今年1月から活動を自粛している。明石家さんま氏はラジオ番組で、小沢氏と親交が深く、復帰の可能性について吉本興業幹部に尋ねる意向を示した。週刊女性は4月中旬、小沢氏を目撃。黒ずくめの服装で、自粛前の金髪はそのままだったが、やつれた様子だったと報じている。
小沢一敬氏
たむらけんじ氏、焼肉店再建に奔走
「松本軍団」の一員、たむらけんじ氏は、松本氏への接待飲み会を主催したと報じられ、昨年5月から日本での活動を休止、米国へ渡っていた。しかし、このほど帰国し、経営する焼肉店の再建を目指しているという。10月には取材に対し、自身への疑惑を否定し、松本氏擁護の発言をしたものの、ネット上では批判的な意見が多く寄せられた。
たむらけんじ氏
渡邊センス氏、フライデーへの提訴は継続
クロスバー直撃の渡邊センス氏は、2018年の酒席での女性への対応をめぐり、フライデーを提訴。松本氏も提訴していたが取り下げたため、渡邊氏の訴訟は継続される見通しだ。松本氏の訴訟取り下げにより、孤立した状況に置かれたとの声も上がっている。
「松本軍団」の未来は?
「松本軍団」は、松本氏の威光を借りて仕事を得ようとした側面があったと指摘する声もある。松本氏自身も、取り巻きを率いることで自身の立場を誇示していたとの見方もある。放送作家や芸能プロデューサーからは、松本氏のトークスタイルや弟子への対応に批判的な意見も出ている。
今後の「松本軍団」の動向は、芸能界の権力構造や、タレントとメディアの関係性を改めて問うものとなるだろう。ゴマすり的忠義が無駄になった今、彼らはどのような道を歩むのだろうか。