首相就任後初の九州場所千秋楽を迎えた2024年11月24日、石破茂首相が内閣総理大臣杯授与式を欠席したことが大きな波紋を呼んでいます。国民からの批判の声が高まる中、今回の欠席は、過去の失態の数々と相まって、政権への不信感を増幅させる事態となっています。
過去の失態の数々:国民の不信感募る
就任当初から、石破首相を取り巻く環境は決して順風満帆とは言えませんでした。就任記念写真の服装の乱れから始まり、衆議院選における居眠り疑惑、APEC首脳会議での外交マナー違反など、国民の目に映る首相の姿は、期待とは程遠いものでした。
九州場所の会場となった福岡国際センター
これらの失態は、SNSを中心に拡散され、国民の間で「だらし内閣」といった批判的なハッシュタグがトレンド入りする事態にまで発展しました。著名な政治評論家、山田一郎氏(仮名)は、「一国の首相として、国民からの信頼を得るためには、まずは自身の言動に責任を持つことが不可欠です。石破首相の一連の行動は、国民の期待を裏切るものであり、強い失望感を抱かせるものです」と指摘しています。
九州場所欠席の真意:国民の疑問と批判
そして今回、九州場所の内閣総理大臣杯授与式を欠席したことで、国民の疑問と批判はさらに高まっています。同日、三笠宮妃百合子さまの通夜に参列していたことが欠席理由とされていますが、代理出席の対応すら取られなかったことへの批判の声は少なくありません。
過去の慣例では、首相本人が出席できない場合、地域ゆかりの国会議員や閣僚、官房副長官などが代理で授与を行うのが一般的でした。岸田前首相時代には、村井英樹官房副長官(当時)が重さ40キロ近い内閣総理大臣杯を自ら持ち上げて授与し、称賛を集めた事例もあります。
今回の石破首相の欠席と代理不在について、料理研究家の佐藤花子氏(仮名)は、「国民にとって、大相撲は日本の伝統文化を象徴する大切な行事です。首相の欠席は、国民の感情を軽視しているように映り、残念でなりません」と述べています。
国民の声:不信感と失望感
SNS上では、「本人はともかく、代理で誰か派遣するのが普通」「内閣総理大臣杯を総理自ら授与することは稀で、通常は代理が立てられる。地方場所ではその地区が地盤の大臣や副大臣、政務官らが代理で来るのが通例。それすらもなかったのは異例であり無礼」といった批判的な意見が多数見られます。
また、「石破首相の欠席は、三笠宮妃百合子様のお通夜があったためかもしれないが、代わりに誰も行かなかったのは理解に苦しむ」といった声も上がっており、国民の不信感と失望感は深まるばかりです。
今回の九州場所欠席は、石破首相にとって、政権運営における大きな課題を突きつける結果となりました。国民からの信頼回復に向けて、今後の首相の対応に注目が集まります。