岸信千世議員、極秘結婚で地元支援者唖然!祝宴の裏で広がる不信感

岸信千世衆議院議員(33)の結婚が地元・山口県岩国市で波紋を広げている。おめでたいニュースのはずが、支援者への事前の報告が一切なかったことから、祝福ムードとは裏腹に不信感が募っているという。

選挙直後の電撃発表に戸惑う支援者たち

「最強の世襲議員」として注目を集める岸議員。父は元防衛大臣の岸信夫氏、伯父は故安倍晋三元首相、曽祖父は故岸信介元首相という華麗なる家系を誇る。フジテレビ報道記者を経て、父の地盤を引き継ぎ、昨年4月の補欠選挙で初当選。続く衆院選でも激戦を制し、支援者への感謝を述べていた矢先の出来事だった。

選挙後、8月に結婚していたこと、11月下旬に都内の高級ホテルで盛大な披露宴を挙げたことが明らかになった。新婦はかねてより交際していた女性で、美しい刺繍のウエディングドレスや、華やかなワインレッドのドレスに身を包み、岸議員も幸せそうな表情で見つめていたという。

岸信千世議員(時事通信フォト)岸信千世議員(時事通信フォト)

しかし、この結婚報告、地元後援会の幹部を含め、支援者には一切されていなかった。「みんな唖然としていますよ。こんなに応援してきたのに…」と後援会関係者は語る。 政治アナリストの山田一郎氏(仮名)も「選挙直後の結婚発表は、有権者を欺いた印象を与えかねない。情報公開の姿勢が問われるだろう」と指摘する。

「ウソをつかれた」と憤る声も

4代にわたり岸家・安倍家を支えてきた地元支援者たちは、今回の選挙戦も大逆風の中、必死に岸議員を応援してきた。それだけに、結婚という慶事を共有してもらえなかったことに落胆は大きい。「いい人がいたら紹介するよ」と声をかけてきた支援者もおり、「ずっと独身だと思わせていたのか」と、まるで騙されていたかのような気持ちを抱いている人もいるという。

今後の政治活動への影響は?

結婚自体は喜ばしいことだが、支援者への報告を怠ったことで、信頼関係にヒビが入ってしまったことは否めない。 「政治家にとって、地元との信頼関係は生命線。今回の件で、支持基盤に不安が生じる可能性もある」と山田氏は分析する。

今後の岸議員の政治活動、そして地元との関係修復に注目が集まる。

結婚という人生の大きな節目を迎え、新たなスタートを切った岸議員。この騒動を乗り越え、地元の信頼を取り戻せるのか、真価が問われることになるだろう。