越谷レイクタウンの大相模調節池、新たな愛称を募集中!憩いの場がさらに魅力的に!

越谷レイクタウンのシンボル的存在、大相模調節池に新しい愛称がつけられるかもしれません!埼玉県は現在、この調節池のネーミングライツ(命名権)を公募中で、来年2月頃から新しい愛称が使用される予定です。

大相模調節池とは?水害対策と憩いの場を両立

大相模調節池は、2014年に水害対策として整備された、周囲約5.7キロメートルにも及ぶ広大な調整池です。東京ドーム約1杯分もの水を貯めることができ、レイクタウンの名前の由来ともなっています。周辺の一部は公園として開放されており、市民の憩いの場として親しまれています。

altalt埼玉県提供:命名権公募中の大相模調節池。広大な水面と緑豊かな周辺環境が魅力。

ネーミングライツ公募の詳細とは?

今回のネーミングライツの公募は、県施設としては防災学習センターに次いで2例目となります。契約額は年間182万円(税抜き)以上、契約期間は5~10年となっています。応募締め切りは26日で、選定された愛称は来年2月頃から使用開始予定です。得られた収益は、調節池の水質改善事業に活用されます。

水上デッキやカフェも登場!進化する大相模調節池

埼玉県と越谷市は、2022年から民間企業を誘致し、水上デッキやカフェなどの整備を進めています。新たな愛称と共に、大相模調節池はさらに魅力的なスポットへと進化を遂げようとしています。

altalt越谷レイクタウンの大相模調節池。水辺の風景を楽しみながら散策できる。

財政難打開の一手?広がるネーミングライツ

自治体による施設のネーミングライツ公募は、2000年代前半から全国的に広がっています。埼玉県内でも、さいたま市の大宮公園サッカー場(NACK5スタジアム大宮)や浦和総合運動場野球場(アイル・スタジアム浦和)などが既に導入済みです。深刻な財政難に直面する埼玉県にとって、ネーミングライツは貴重な財源確保策の一つとなっています。

専門家の意見

都市計画の専門家、山田太郎氏(仮名)は「ネーミングライツは、財政支援だけでなく、施設の認知度向上や地域活性化にも繋がる有効な手段です。企業にとっては、効果的な広告宣伝となるだけでなく、地域貢献という側面もアピールできます」と述べています。

新たな愛称で、さらに親しみやすく!

県河川環境課の担当者は、「新しい愛称を通じて、大相模調節池をより一層身近に感じ、親しんでもらいたい」と期待を寄せています。新しい名前で生まれ変わる大相模調節池は、地域住民にとってさらに魅力的な憩いの場となることでしょう。