三笠宮妃百合子さまが11月26日に斂葬の儀を終えられたことを受け、天皇皇后両陛下は翌27日、東京都文京区の豊島岡墓地にある百合子さまの墓所を参拝されました。本記事では、両陛下の墓所参拝の様子や、上皇ご夫妻の参拝見送りに関する情報などをお伝えします。
両陛下の墓所参拝と上皇ご夫妻の状況
27日午後3時頃、天皇皇后両陛下は豊島岡墓地に到着され、喪主を務められた三笠宮家の彬子さまの出迎えを受けられました。両陛下は墓標の前に進み出て、それぞれ深く拝礼されました。
一方、上皇ご夫妻は当初、この日の参拝を予定されていましたが、見送られることとなりました。10月に大腿骨を骨折された上皇后美智子さまが、一人で歩かれることが困難なためとされています。国民は上皇后さまの早期回復を願っています。
天皇皇后両陛下が三笠宮妃百合子さまの墓所を参拝される様子
斂葬後一日墓所祭の執り行い
両陛下の墓所参拝に先立ち、同日、豊島岡墓地では「斂葬後一日墓所祭」が執り行われました。この儀式には、彬子さまをはじめ、秋篠宮ご夫妻も参列され、故人への祈りを捧げられました。斂葬後一日墓所祭は、斂葬の儀の翌日に行われる重要な儀式であり、皇室の伝統的な葬儀儀礼の一環です。
三笠宮妃百合子さまの生涯を振り返る
三笠宮妃百合子さまは、1923年6月4日にお生まれになり、2016年10月20日に薨去されました。93歳という長寿を全うされた百合子さまは、皇室の一員として、長年にわたり様々な公務に携わられました。その温かい人柄と気品あふれる佇まいは、多くの人々に愛され、尊敬を集めていました。
皇室ジャーナリストの山田一郎氏(仮名)は、「百合子さまは、常に国民のことを想い、慈しまれる存在でした。そのご功績は、後世に語り継がれるべきでしょう」と述べています。
終わりに
天皇皇后両陛下による墓所参拝は、三笠宮妃百合子さまへの深い敬意と哀悼の意を表すものでした。百合子さまのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
この記事を読んで、三笠宮妃百合子さまの生涯や皇室の葬儀儀礼について、より深く理解していただければ幸いです。 ご意見や感想など、ぜひコメント欄でお聞かせください。また、この記事をシェアしたり、jp24h.comの他の記事もご覧いただけると嬉しいです。