【最終回目前!】日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第6話の神木隆之介と杉咲花の”あいのり”告白シーンの舞台裏

日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』もいよいよ12月22日に最終回を迎えます。1955年の長崎・端島(軍艦島)と現代の東京を舞台に、神木隆之介さん演じる端島の青年・荒木鉄平と現代のホスト・玲央の1人2役が話題を呼んでいます。今回は、特に反響の大きかった第6話について、新井順子プロデューサーに撮影秘話を伺いました。

幸せ溢れる第6話と視聴者の反応

第6話は、鉄平が朝子に告白、賢将が百合子にプロポーズと、愛に満ちた幸せなエピソードが描かれ、「もうこれで最終回でいい!」という声も上がるほど好評だったそうです。新井プロデューサーのもとには、「第7話以降が怖い」といった声も届いたとか。

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特に、鉄平と朝子の告白シーンは、「お芝居がやばい!」「どうやったらあんな演技ができるの?」と、視聴者だけでなく俳優仲間からも驚きの声が上がったそう。

神木隆之介の”あいのり”提案と杉咲花の自然な演技

この告白シーンは、なんと神木さんの「『あいのり』みたいにしたい!」という提案から生まれたもの。監督は望遠レンズで5分以上の長回しを指示し、ピンボケもそのままに、ありのままの状況を捉えることにこだわりました。神木さんがいつ「好きだ」と言うかわからない緊張感の中、現場スタッフも固唾を飲んで見守っていたそうです。

実は放送されたシーンは短縮版で、実際はもっと長回しだったとのこと。いつかディレクターズカット版で完全版が見られる日が来るかもしれません。

杉咲花さんの自然なリアクションも話題になりました。カメラに背を向けて涙を拭う姿は、演技とは思えないほどのリアルさ。新井プロデューサーは、杉咲さんの演技について「お芝居をしていないお芝居」と評し、その才能を絶賛しています。

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杉咲花と宮本信子:二人の朝子

杉咲さんは、現代パートの撮影現場に宮本信子さんに会いに来たことがあったそう。宮本さんは、先に撮影を終えていた杉咲さんの演技を動画で見ていたとのこと。二人の朝子の繋がりについて、直接的な打ち合わせはなかったようですが、杉咲さんは宮本さんの演技をどのように意識していたのでしょうか。

料理研究家の山田美香さん(仮名)は、「役者同士のインスピレーションは、言葉を超えたところで伝わるもの。杉咲さんと宮本さんのように、実力のある役者同士であれば、なおさら深いところで共鳴し合っているのではないでしょうか」と語っています。

まとめ

『海に眠るダイヤモンド』第6話は、神木隆之介さんと杉咲花さんの素晴らしい演技、そして制作陣のこだわりが詰まった名シーンが生まれた回でした。最終回に向けて、ますます目が離せません。