岸田派の古賀誠名誉会長「9条は世界遺産」新著で現職議員に警鐘

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 国会議員を引退した自民党の古賀誠元幹事長が28日、著書「憲法九条は世界遺産」(かもがわ出版)を出版した。安倍晋三首相が意欲を示す憲法9条への自衛隊明記に「やってはダメだ」と明確に反対した。

 著書は昨年夏の講演録に加筆した。戦争で父を亡くした生い立ちを紹介し「9条には戦争遺族の血と汗と涙が込められている。戦後不戦を貫いた9条の力は世界遺産だ」と訴えた。

 戦争放棄の1項、戦力不保持の2項を残し、自衛隊を明記する自民案に対しては「自衛隊を書く必要はない。それが1、2項を守ることにつながる」と主張。「針の穴でも一つ開けば、おかしいところにいってしまう」と懸念した。

 古賀氏は岸田派名誉会長。首相は岸田文雄政調会長ら党幹部を挙げて改憲論議を進めるよう求めており、牽制した格好だ。

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