ウケ狙いの行動で「申し訳ないですが、退学」納言・薄幸 処分を受けた日の母の顔とハンバーグの味は「今も覚えてる」


【写真】薄幸さんと一緒に退学処分を言い渡された母と(3枚目)ほか

── 中学時代はどんな学生だったと思いますか?

薄幸さん:明るくて目立つタイプの人間でしたね。あと、私が悪いんですけど、先生に反抗的な態度をよくとっていて、生意気だったと思います。友達と授業を抜け出して校庭に行ったり、ファーストフード店に行ったりして。

薄幸さん:いや、ただのパフォーマンスですね。全然イライラしていなかったんですけど、学校で先生とけんかするとみんなが見てくるじゃないですか。「どうしたの?」って注目を浴びるのが快感で、反抗したいというより、目立ちたかっただけですね。

親が学校に呼ばれることもありました。私が悪いときはもちろん怒られましたが、親から理不尽に怒られたことはなかったと思います。

薄幸さん:農業高校でしたが、全然ヤンキーっぽさはなくて、どちらかというと大人しい人が多かった気がします。中学時代、周りに馴染めなかったような人が多くて、残り1割が本当に勉強できなかったヤンキーがいるような。私は後者ですね。

── 高校では2回停学になったそうですね。経緯について教えてください。

薄幸さん:1回目は高校入って2、3か月のころかな。学校をサボり過ぎていたし、たまに学校に行っても授業中に友達と騒いで授業を妨害することがあって、停学になったのは先生とけんかしたからですね。なんでけんかになったか忘れちゃいましたけど、普段から態度が悪かったですし。あと、当時はまだ生活指導の先生がいつも竹刀を持って生徒を少し威圧する感じがありました。



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