中山美穂さんが12月6日に急逝された後、大きな悲しみが日本中に広がりました。しかし、その悲しみの中にも一筋の光が差し込みました。妹である中山忍さんが、美穂さんの遺作となったドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(フジテレビ系)に出演することが決定したのです。
中山忍、姉の代役としてドラマ出演へ
香取慎吾さん主演で2025年1月9日から放送開始予定のこのドラマは、美穂さんにとって約20年ぶりのフジテレビ系連続ドラマ出演となるはずでした。1995年の「For You」以来の共演となった香取さんとの再共演も話題となっていましたが、突然の訃報により実現することは叶いませんでした。
そこで、制作側は美穂さんが演じる予定だった保育園園長の役を、妹の忍さんに引き継いでもらうことを決定しました。設定を変更し、別の登場人物として第5話から登場する予定です。
中山忍さん取材写真
このニュースに、多くのファンが喜びの声を上げています。SNS上では「忍さん以外に考えられない」「素晴らしい決断」「姉妹共演が実現するなんて胸が熱くなる」といったコメントが多数寄せられています。芸能評論家の山田一郎氏(仮名)も、「血の繋がった姉妹だからこそ表現できる、特別な演技に期待が高まります。美穂さんの意志を継ぎ、作品を完成させようとする忍さんの姿は、多くの視聴者の心を打つでしょう」と語っています。
中山姉妹の深い絆
1988年に姉の後を追うように芸能界デビューした忍さんは、数々のドラマや映画に出演し、実力派女優として活躍しています。美穂さんとは公の場での共演は少なかったものの、プライベートではとても仲の良い姉妹として知られていました。
美穂さんの訃報後、忍さんは憔悴した様子で報道陣の取材に応じ、「突然のことで、今は何もお話しできません」と涙ながらに語っていました。12日に行われた葬儀では喪主を務め、「自慢の姉でした」と故人を偲ぶコメントを発表しています。
中山美穂さんと中山忍さんのツーショット写真
美穂さんも生前、Instagramで忍さんとのツーショット写真を公開し、「忍が妹で本当に良かった」と深い愛情を綴っていました。今回のドラマ出演は、まるで美穂さんの言葉が現実になったかのような、奇跡的な出来事と言えるでしょう。
忍さんの演技に注目が集まる
忍さんは、これまで2時間サスペンスドラマなど、様々なジャンルで活躍してきました。持ち前の演技力で、今回の難しい役どころもきっと見事に演じきってくれるはずです。
美穂さんの遺志を継ぎ、作品を完成させようとする忍さんの姿に、多くの視聴者が感動することでしょう。今後の展開に期待が高まります。