(ブルームバーグ): 27日の韓国株式市場で、動画配信サービス、ネットフリックスの人気ドラマ「イカゲーム」の関連銘柄が急落。シーズン2の完璧とは言えないスタートが影響した。
主演俳優イ・ジョンジェが筆頭株主の映画配給・マーケティング会社アーティストユナイテッドは、値幅制限いっぱいの30%安。同社の別の株主、ウィジウィックスタジオは一時25%安を付けた。ネットフリックスの韓国パートナー、デクスタースタジオは24%下落した。
サバイバルゲームを描いたイカゲームのシーズン1は、ネットフリックス史上で最も視聴された番組となり、外国語ドラマとして初めて米エミー賞の「監督賞」「主演男優賞」を獲得。シーズン2への期待が高まっていた。
26日に配信が開始されたシーズン2は、一部の著名な批評家による評価は芳しくないものの、米映画批評サイト「ロッテン・トマト」では今のところ専門家85%、視聴者65%の支持を得ている。
イカゲームの最終シリーズとなるシーズン3は、2025年に配信される。
原題:‘Squid Game’ Stocks Tank in Korea on Netflix New Season Letdown(抜粋)
–取材協力:Edwin Chan.
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Youkyung Lee