元ジャニーズJr. 石垣大祐氏と高橋竜氏が語る、Jr.時代の真実とデビューの壁

ジャニーズ事務所でJr.として活躍した石垣大祐氏と高橋竜氏。キーボード奏者としてFIVEやQuestion?で活躍した石垣氏と、MADEやThey武道でバックダンサーを務めた高橋氏。異なる世代、異なる立場でありながら、今、2人の間に強い絆が生まれています。今回は、彼らが語るジャニーズJr.時代の赤裸々なエピソードと、デビューを阻んだ「壁」に迫ります。

Jr.時代の思い出とデビューへの道のり

運と実力、そして事務所の政治

2人はJr.時代のデビューについて、当時を振り返りながら語ってくれました。高橋氏は「デビューは難しかった。まさに“運も実力のうち”。運が本当に重要だった」と語り、石垣氏も同意見を示しました。グループ結成がまず第一関門であり、楽器演奏担当の石垣氏にとってはさらに厳しい道のりだったようです。

元ジャニーズJr.の石垣大祐さん(左)と高橋竜さん元ジャニーズJr.の石垣大祐さん(左)と高橋竜さん

高橋氏は「事務所内部の政治も絡んでくる。それも含めて運」と語り、石垣氏の才能を高く評価していました。多くのJr.が憧れるワンマンライブを成功させ、渋谷すばる氏のバックバンドも務めた石垣氏。その実力は周知の事実でした。

石垣大祐さん石垣大祐さん

高橋氏はFIVEのファンでもあり、「なぜFIVEがデビューできないのか。俺たちはどうすればいいのか」と当時感じていた葛藤を明かしました。デビューは実力だけでなく、事務所の政治的な力学も大きく影響していたようです。

ジャニー氏、メリー氏の存在

石垣氏は「ジャニーさん、メリーさんをはじめ、上層部全員のOKが必要だった。誰かがNOと言えばデビューは不可能だった」と、デビューの難しさを語りました。しかし、一方で「自由にやらせてもらえる部分もあった」とも語り、当時の複雑な状況を垣間見ることができました。

高橋竜さん高橋竜さん

デビューという夢の先へ

2人の証言からは、ジャニーズJr.として活動する中で、デビューという夢を掴むことの難しさが浮き彫りになりました。実力、運、そして事務所の政治。様々な要素が複雑に絡み合い、デビューへの道は険しいものでした。しかし、彼らはそれぞれの道を進み、現在も活躍を続けています。今後の2人の活動にも注目が集まります。