【海響館】マンボウの体調不良、驚きの原因と回復劇!人恋しさで元気復活!?

休館中の水族館で、マンボウが体調を崩してしまうという事態が発生。原因不明で頭を悩ませていた飼育員たちを救ったのは、なんと「人恋しさ」だったかもしれないという心温まるエピソードが、下関市立しものせき水族館「海響館」の公式X(旧Twitter)で話題になっています。

休館後、マンボウに異変

2024年1月3日、海響館は公式Xアカウント(@shimonoseki_aq)で休館中のマンボウの様子を公開しました。写真には、水槽内を泳ぐマンボウの姿と共に、水槽のガラスに貼り付けられた飼育員の制服が写っています。一体なぜ、制服が水槽に?

実は、休館直後からマンボウの体調が崩れてしまい、その原因が分からず飼育員たちは途方に暮れていたそうです。そんな中、ある飼育員から驚くべき提案が。「もしかしたら、来館者がいなくなって寂しがっているのでは?」

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制服でマンボウ復活?!驚きの効果

海響館の担当者も最初は半信半疑だったようですが、藁にもすがる思いで提案を実行。飼育員の制服を水槽に貼り付けてみたところ、なんと翌日にはマンボウの調子が改善したというから驚きです。

担当者は「正直信じられませんでしたが、展示中のマンボウは非常に好奇心旺盛で、開館中は来館者が水槽に近づくと寄ってくる習性がありました。急に人がいなくなったことで、寂しさから体調を崩してしまったのかもしれません」と分析しています。

マンボウの好奇心と人への愛着

マンボウは、知能が高い魚としても知られており、人とのコミュニケーションを楽しむ一面もあるようです。今回の事例は、マンボウの感受性の豊かさと、人への愛着を示す興味深いものと言えるでしょう。 海響館の公式Xでも「マンボウは水槽の前で観察したり、手を振ったりしてくれる来館者と触れ合うのが好きだったのかもしれません」と推測しています。

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心温まるエピソードに反響続々

この心温まるエピソードはSNS上で大きな反響を呼び、「かわいすぎる」「マンボウにまた会いたい」「ほっこりするニュース」といったコメントが多数寄せられています。

現在、マンボウの体調は回復し、元気に水槽内を泳ぎ回っているとのこと。海響館の再開後、再び来館者と触れ合い、マンボウがさらに元気な姿を見せてくれることを期待したいですね。

東京海洋大学の佐々木教授(仮名)も「マンボウの社会性についてはまだ解明されていない部分が多いですが、今回のケースは非常に興味深い。今後の研究に繋がる貴重なデータとなるでしょう」とコメントしています。