ウクライナ紛争の最前線から、驚くべき報告が届いています。ロシアの支援を受ける北朝鮮兵士が、高度な訓練と大胆な戦術でウクライナ軍を圧倒しているというのです。一体、彼らはどのような戦闘能力を秘めているのでしょうか?元ウクライナ兵士の証言や戦場での様子を詳しく見ていきましょう。
元兵士が語る北朝鮮兵の脅威
元ウクライナ第80空輸旅団のユーリ・ボンダル氏は、クルスクでの戦闘経験をフェイスブックで共有し、北朝鮮兵の戦闘能力の高さを証言しました。彼は、北朝鮮兵は2022年初頭にウクライナに投入されたワグネルグループよりも「はるかに訓練されている」と指摘。ワグネルグループは、かつてプーチン大統領の側近だったエフゲニー・プリゴジン氏が設立したロシアの民間軍事会社です。
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ボンダル氏によると、北朝鮮兵は「回復力、訓練レベル、士気のいずれも非常に高く、小型武器の熟練度は10年間の兵役の賜物」とのこと。特に驚くべきは、彼らが小型武器のみで多数のドローンを撃墜しているという事実です。
ドローン撃墜の驚異的戦術
北朝鮮兵は、ドローン対策にも驚くべき戦術を用いていることが明らかになりました。ボンダル氏が入手した北朝鮮兵の遺品のノートには、数人でドローンの注意を引きつけ、他の兵士が待ち伏せして小型武器で攻撃するという巧妙な戦術が記されていたそうです。
徹底抗戦と自爆攻撃
さらに、北朝鮮兵は降伏を拒否し、徹底抗戦を続ける傾向があるといいます。負傷兵を置き去りにし、ウクライナ軍が接近すると手榴弾で自爆することもあるという証言も。一部の遺体には身元を隠すために顔が焼かれていたり、可燃性の液体がかけられていたというショッキングな報告も上がっています。
軍事専門家(仮名:佐藤一郎氏)は、「北朝鮮兵の高い戦闘能力は、長年の軍事訓練と厳しい規律によって培われたものと考えられます。彼らは、祖国のために命を捧げる覚悟を持っており、その精神力は戦場で大きな強みとなるでしょう」と分析しています。
まとめ:ウクライナ紛争の行方
北朝鮮兵の参戦は、ウクライナ紛争の行方に大きな影響を与える可能性があります。彼らの高度な戦闘能力と大胆な戦術は、今後の戦況を左右する重要な要素となるでしょう。今後の動向に注目が集まります。