【心が疲れたら】メンタルが一瞬で「鉄壁」になるすごい心理術・ナンバー1


● 負の感情に支配されるな

もし外的な何かのせいで苦しんでいるのなら、あなたを悩ませているのはその何かではなく、その何かについてのあなたの判断だ。
判断であれば、自分の力で消し去ることができる。
まったく、自分の意のままにできるもののせいで苦しんでいるのなら、あなたがあなたの意見を正すことを誰が妨げるというのか?
──マルクス・アウレリウス『自省録』(第8巻47)
● 「刺激」と「反応」を分けて考える

 マルクス・アウレリウスは、「あなたの意見を正すことを誰が妨げるというのか?」と問いかけている(答えは「自分自身」だ)。負の感情をじっくり見つめると、負の刺激(起きたこと)と感情的な反応(それに対してどう感じるか)は別のことだとわかる。

 マルクス・アウレリウスは、外から受ける刺激にまつわる判断を排除し、自分の思いは刺激に支配されるものではないと気づくことで、人は力を手にできると諭している。自分の思いを支配するのは、自分自身だ。

 (本原稿は『STOIC 人生の教科書ストイシズム』からの抜粋です)

ブリタニー・ポラット/花塚 恵



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