尹大統領を拘束、待つのは歴代大統領と同様の悲劇か 韓国で異常事態、高捜庁近くで男性が焼身自殺未遂か 日本に譲歩要求も


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「捜査権のない機関に令状が発付され、令状審査権のない裁判所が拘束令状と家宅捜索令状を発付するのを見ながら、そして捜査機関が偽りの公文書を発付して国民を欺くこのような『違法の違法の違法』が行われ、無効な令状によって手続きを強圧的に進めるのを見て、本当に嘆かざるを得ない」

尹氏は15日、拘束後に公表した約3分間の映像メッセージで、こう国民に訴えかけた。

拘束に応じた理由については、「私はこの高捜庁の捜査を認めているわけではない。大韓民国の憲法と法体系を守護しなければならない大統領として、このように『違法で無効な手続き』に応じることは、これを認めるのではなく、『望ましくない流血の事態を防ぎたい』という一心に過ぎない」と、不満をにじませた。

尹氏には、国会議員による「非常戒厳」宣言の解除要求決議を防ぐため国会封鎖を試みた疑いや、与野党代表ら主要政治家を拘束しようとした疑いなどが持たれている。国会に兵力を投入した軍幹部らは「尹氏から直接指示された」と供述しているとされている。

しかし、尹氏は〝徹底抗戦〟の構えを見せている。

尹氏のフェイスブックには15日、自筆の手紙が投稿された。「非常戒厳」宣言を改めて正当化し、国家の危機を克服するための大統領の権限行使で「犯罪ではない」と主張した。

高捜庁の取り調べにも、黙秘で対抗した。



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