斜め道路からの進入、ウインカーは右?左?合流?左折?これで迷わない!

日本の道路事情で意外と戸惑うのが、斜めに接続された側道からの進入時におけるウインカーの出し方。右?左?一体どっち?今回は、この悩ましい問題を分かりやすく解説し、安全運転のヒントをお届けします。

斜め道路からの進入、ウインカーの正しい出し方とは?

斜め道路からの進入時にウインカーをどちらに出すかは、「合流」か「交差点での左折」かで判断します。

合流の場合

高速道路のサービスエリア・パーキングエリアの出口から本線に進入する場合や、側道から一時停止せずに本線に進入する場合などは「合流」とみなされます。合流は、本線と同じ方向に進んで車線変更を行うのと同じ動きです。そのため、進入したい本線の車線がある方向のウインカーを出します。右側の本線に合流するなら右ウインカー、左側の本線に合流するなら左ウインカーです。

altalt

交差点での左折の場合

信号機や「止まれ」の標識、停止線が設置されている場所は「交差点」です。交差点では、道路が斜めに接続している場合でも「左に曲がる=左折」と判断し、左ウインカーを出します。道路の形状に関わらず、左折時は必ず左ウインカーを出しましょう。

判断に迷った時は「停止線」をチェック!

合流か左折かの判断に迷った時は、停止線の有無を確認しましょう。停止線があれば交差点なので左ウインカー、停止線がなく車線が点線で区切られている場合は合流なので、進入したい本線の車線がある方向のウインカーを出します。これは、広島県警の警察官への取材でも確認されている方法です。

なぜ斜め道路でウインカーに迷うの?

斜め道路からの進入では、運転者の進行方向が本線とほぼ同じで、角度が浅いため、左ウインカーを出しても合流先の車両から見づらいのでは?という不安が生じがちです。しかし、ウインカーは合流先の車両だけでなく、周囲のすべての交通参加者に対して出す合図です。

周囲への配慮が大切

交通安全コンサルタントの山田一郎氏(仮名)は、「斜め道路からの進入では、ドライバー自身の視界も限られる場合が多い。だからこそ、正しいウインカー操作で周囲に自分の意思を明確に伝えることが重要だ」と指摘しています。

altalt

間違ったウインカー操作は、後続車や対向車の混乱を招き、事故につながる可能性もあります。周囲の状況をしっかりと確認し、正しいウインカー操作を心がけましょう。

まとめ:安全運転のために正しいウインカー操作を!

斜め道路からの進入時は、合流か左折かを正しく判断し、適切なウインカー操作を行うことが重要です。停止線の有無を確認し、周囲の交通状況に配慮した運転を心がけ、安全運転に貢献しましょう。