【01月28日 KOREA WAVE】韓国仁川(インチョン)市で政府が派遣した子守ボランティアが2歳の双子を虐待したとして、児童福祉法に基づく児童虐待の疑いで警察の捜査を受けている。JTBCの番組「事件班長」が報じた。
それによると、4人の子を育てる30代の母親が昨年3月に政府のサービスを申請。派遣されたボランティアは平日8時間、主に2022年生まれの双子を預かることになった。
ところが、ボランティアは食べかけの菓子や落ちた髪の毛が気になるとして勝手に掃除し、母親が準備した料理を「気に入らない」といって捨てるなどしていた。
さらに母親が防犯カメラを確認すると、棒で子どもの足をたたいたり、泣く子どもの頭を押し付けたりする様子が記録されていた。また、子どもを押しのけたり、怒鳴ったりもしていたという。
これを受けてボランティアは最大6カ月の活動停止処分を受けたが、母親に対して「なぜ直接言わないのか」と非難する電話をかけるなど不適切な行為が続いた。
事件を受けて、この制度を所管する女性家族省は「今回の事案を重く受け止め、管理体制の強化を図る」とコメント。担当するボランティアセンターは「捜査結果次第で追加処分を検討する」と述べた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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