2025年2月1日に日本で予定されていた韓国6人組ボーイズグループWEi(ウィーアイ)のイベントが、在留資格認定証明書の交付遅延により中止となった。公式サイトで29日に発表され、ファンに衝撃が走っている。
在留資格取得の遅延で公演中止、リリースイベントも延期に
WEiは2020年にデビューし、2022年には初の日本公演を開催するなど、日本での活動も積極的に行ってきた人気グループ。今回は7枚目のミニアルバム「The Feelings」のリリースに伴うイベントだったが、メンバーのキム・ヨハンがドラマ撮影のため不参加の5人体制での開催を予定していた。
しかし、想定外の事態が発生。在留資格認定証明書の交付遅延により、2月1日に予定されていた「2025 WEi Japan Concert “The Feelings”」は中止、1月31日から2月5日まで大阪・愛知で開催予定だったリリースイベントも延期となった。3月の改めての開催に向けて調整中とのことだ。
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公式発表では、「楽しみにしていただいていた皆様には、心よりお詫び申し上げます」と謝罪の言葉が綴られている。2月8日の埼玉コンサート、2月7日から11日にかけての関東リリースイベントは予定通り開催されるため、関係者は安堵の様子を見せている。
韓国グループの来日中止相次ぐ、背景には何があるのか?
実は、WEiだけでなく、今月21日にも韓国の5人組ボーイズグループ「ONE PACT(ワンパクト)」が同様の理由で来日イベントを中止している。韓国の芸能関係者からは、「ビザ発給の厳格化や、申請手続きの煩雑化が影響しているのではないか」との声が上がっている。 音楽評論家の田中一郎氏(仮名)も、「日韓関係の微妙な変化が、このような事態を招いている可能性も否定できない」と指摘する。
今後の韓国アーティストの来日イベントにも影響が出ることが懸念される。ファンからは、「好きなアーティストに会える機会が減ってしまうのは悲しい」「一日も早く事態が改善されることを願う」といった声が聞かれる。
WEiの今後の活動に期待
今回のイベント中止は残念だが、WEiは日本での活動を継続していく意向を示している。3月には延期となったリリースイベントの開催も予定されており、ファンは再びWEiに会える日を楽しみに待っている。今後のWEiの活躍に期待が高まる。