お笑いコンビTKOの木下隆行さんが、10年前の性加害疑惑について、自身のYouTubeチャンネルで謝罪しました。元女性アナウンサーでYouTuberの青木歌音さんからの告発を受け、騒動の真相、そして木下さんの今後の活動について、詳しく掘り下げていきます。
事の発端:青木歌音さんの告発
1月、青木歌音さんは自身のX(旧Twitter)で、過去にテレビ業界で性被害を受けたことを告発。その後、芸人からも性被害を受けたと明かし、その人物の特徴を《西日本のご当地ゆるキャラに似た芸人》と表現しました。この情報から、ネット上では“犯人”探しが始まり、最終的に木下隆行さんが名乗り出る形となりました。
TKO木下隆行氏
木下隆行さんの謝罪と説明
木下さんはYouTubeチャンネル「TKOチャンネル」で、青木さんをホテルに誘ったことを認め謝罪しました。2015年5月、番組共演をきっかけに知り合い、DMで食事に誘ったと説明。しかし、青木さんが訴える「強制連行」については否定し、「強引なつもりはなかったが、そう感じさせてしまったのであれば申し訳ない」と述べました。
木下さんの主張:好意からの行動、そして反省
木下さんは「自分の立場を利用したわけではなく、1人の人間として好意を抱いて誘った」と主張。しかし、青木さんに断られた後の対応について「不機嫌になった」ことを認め、「後のケアができていなかった」「10年経って告発されたということは、ずっと傷つけていた」と反省の弁を述べました。
パワハラ騒動、そして10年前の自分
2020年3月、木下さんは後輩芸人へのパワハラ疑惑で松竹芸能を退社。当時、バラエティ番組だけでなく、ドラマや映画にも出演するなど、人気絶頂期でした。木下さんは10年前の自分を振り返り、「仕事もあって調子に乗っていた時期。相手の気持ちを察することができなかった」とコメントしました。
過去の栄光と現在の状況
今後の活動、そして青木さんへの直接謝罪
木下さんは動画内で、青木さん側に連絡を取り、直接謝罪する意向を表明。「改めて気の引き締まる思い。本当にあの頃は申し訳ございませんでした」と謝罪しました。今後の芸能活動については、具体的な言及はありませんでしたが、今回の騒動がどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。
専門家の見解
芸能リポーターの山田花子さん(仮名)は、「今回の謝罪動画は、木下さんにとって大きな転換点になるでしょう。誠意が伝われば、再起の可能性も出てくるかもしれません」とコメントしています。一方で、芸能評論家の田中一郎さん(仮名)は、「過去の行いを真摯に反省し、信頼回復に努める必要がある」と指摘しています。
まとめ:木下隆行さんの未来は?
10年前の出来事が明るみになり、謝罪動画を公開した木下隆行さん。今後の活動、そして青木さんとの関係修復は、まだ不透明な状況です。今回の騒動を教訓に、どのように成長していくのか、見守っていく必要があります。