お昼のテレビ番組の何気ない告知が、宮前真樹さんの人生を大きく変えました。人気料理研究家として活躍する彼女ですが、元々はアイドルグループCoCoのメンバー。今回は、普通の高校生だった宮前さんが、どのようにしてアイドルへの道を歩み始めたのか、その貴重なエピソードをご紹介します。
夕方の新番組オーディションとの出会い
中学生時代、「おニャン子クラブ」に憧れていた宮前さん。松田聖子さん、中森明菜さん、小泉今日子さんなど、ソロアイドルにも夢中でした。しかし、おニャン子クラブの解散は、彼女のアイドルへの夢を少し遠ざけてしまったかのようでした。
高校1年生のある日、運命の転機が訪れます。家でテレビを見ていた宮前さんは、フジテレビの夕方新番組の出演者募集の告知を目にします。それは、かつておニャン子クラブが出演していた「夕やけニャンニャン」と同じ時間帯の番組でした。まさに偶然、アルバイトを探していた宮前さんは、既に履歴書を用意していたこともあり、その番組オーディションに応募することを決意します。
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ピンクの封筒とフジテレビへの道
1週間後、宮前さんのもとにフジテレビからピンクの封筒が届きます。それは、一次審査合格の通知でした。オーディションのことを誰にも話していなかった宮前さんは、初めて母親に打ち明けます。アイドルになりたい娘の気持ちを理解していた母親は、「どうせ落ちるだろうけど、記念にフジテレビに行ってみたら」と、一緒に同行することを提案します。
一次審査を通過したことで、合格者は絞られているだろうと期待していた宮前さん。しかし、曙橋駅からフジテレビへ向かう道には、女の子の長い列ができていました。しかも、並んでいる女の子たちは皆、驚くほど可愛らしく、宮前さんは圧倒されてしまいます。
数々のライバルたちの中で
オーディション会場のフジテレビには、美しい女の子たちがひしめき合っていました。宮前さんは、自分が合格できるか不安を抱えながらも、精一杯自己アピールに努めます。当時の人気アイドルたちの影響を受けつつも、自分らしさを表現しようと努力した宮前さんの姿は、審査員たちの目にどのように映ったのでしょうか？
料理研究家、宮前真樹さんの原点とも言えるCoCo結成への道のりは、ここから本格的に始まります。次回、オーディションの詳細やCoCo誕生の秘話に迫ります。乞うご期待！
