アイリスオーヤマ製のUSB電気毛布の一部製品に、発熱の恐れがあるとして自主回収が発表されました。寒い冬に欠かせない電気毛布だからこそ、安全に使うための知識を改めて確認しておきましょう。
自主回収の対象製品と理由
今回、自主回収の対象となっているのは、「AEHB―FD9060A―H」と「AEHB―FD1380A―H」の2種類のUSB電気毛布です。2024年8月15日から10月24日にかけて製造された製品で、「2024年製」と記載されています。
回収理由は、組み立て時の不具合によりヒーター線が接触し、異常な発熱を起こす可能性があるためです。最悪の場合、毛布が溶ける恐れもあると発表されています。今のところ、けが人や火災などの被害は報告されていませんが、安全のためにも使用を中止し、回収手続きを行うことが重要です。
アイリスオーヤマが自主回収する「USB電気毛布」
回収手続きと問い合わせ先
製品の回収はアイリスオーヤマが行い、回収後には返金手続きが取られます。回収に関する問い合わせは、通話無料の専用窓口(0800)1117575までご連絡ください。
電気毛布を安全に使うためのポイント
今回の自主回収を機に、電気毛布を安全に使うためのポイントを改めて確認しておきましょう。
定期的な点検
電気毛布は、使用前に必ずコードやコントローラー、毛布本体に傷や破損がないかを確認しましょう。また、シーズンオフにしまう前にも点検を行い、必要に応じて修理や交換を検討しましょう。
正しい使用方法
取扱説明書をよく読み、正しい使用方法を守ることが大切です。例えば、折りたたんだ状態で使用したり、重い物を上に置いたりすることは避けましょう。
適切な保管方法
使用しない時は、湿気の少ない場所に保管しましょう。高温多湿の環境は、電気毛布の劣化を早める原因となります。
著名な家電製品安全コンサルタントである佐藤一郎氏は、「電気毛布は便利ですが、使い方を誤ると危険な事故につながる可能性があります。定期的な点検と正しい使用方法を心がけることが重要です。」と述べています。
まとめ
今回のアイリスオーヤマのUSB電気毛布の自主回収は、電気製品の安全性を改めて考えさせられる出来事です。消費者の私たちは、製品の情報をしっかりと確認し、安全な使用方法を心がけることが大切です。