乃木坂46の与田祐希(24)の卒業コンサートが22、23の両日、故郷・福岡市のみずほPayPayドーム福岡で行われた。2日間で計約7万7000人を動員。2016年9月に3期生として加入。8年半の集大成に「最高の思い出をつくりましょう!」と臨んだ。
サプライズはこの日2度目の披露となった「逃げ水」。17年の発売当時に与田とダブルセンターだったOGの大園桃子さん(25)が登場。曲終わりに向かい合い、大園さんは「与田にとっての最後の逃げ水を一緒に披露できて良かった」と涙した。
同市の志賀島出身で人懐っこい妹キャラとおおらかな性格から多くの人に愛された。尊敬する西野七瀬(30)や共演歴のある「千鳥」の大悟(44)らがナレーションを務めるなどその愛されぶりが垣間見えた。
「楽しみたい、楽しんでもらいたい」と、ソロ曲「100日目」や3期生曲「三番目の風」など2日間で思いの詰まった59曲を披露。さらに動物好きらしくヤギを登場させるなど与田色満載のステージ。
最後は純白のドレス姿で登場。会場を見渡しながら「素敵な人たちと一緒に過ごすことができ本当に幸せ者です。たくさんの思い出と愛を持って次のステージに進みます」と感謝。笑顔でアイドル生活に幕を下ろした。