東京~鴨川:特急「わかしお」vs. 高速バス「アクシー」徹底比較!どちらがお得?

東京から鴨川への旅行、特急「わかしお」と高速バス「アクシー」、あなたはどちらを選びますか?移動時間、料金、そして車窓の景色…それぞれの魅力を徹底的に比較し、あなたにぴったりの旅の手段を見つけるお手伝いをします。

移動時間と料金を比べてみよう

わかしお:鉄道の旅情を楽しむ

特急「わかしお」は、東京駅から鴨川駅まで、最速1時間52分で到着します。運賃と特急料金を合わせると3890円。車窓からは、変化に富んだ房総半島の景色を楽しむことができます。鉄道ならではの旅情を味わいたい方におすすめです。

特急わかしおのE257系電車特急わかしおのE257系電車

アクシ―:リーズナブルで便利な高速バス

一方、高速バス「アクシー」は、東京駅八重洲口から鴨川シーワールド、亀田病院までを結び、最速1時間50分で鴨川駅に到着します。運賃は2600円と、わかしおに比べてリーズナブル。移動時間を短縮しつつ、費用を抑えたい方に最適です。

ルートの違いが旅の彩りを変える

わかしお:内陸部を巡る房総半島の旅

「わかしお」は、京葉線、外房線を経由して鴨川へと向かいます。蘇我、大網、勝浦といった内陸部の駅に停車するため、房総半島の田園風景や街並みを眺めながらの旅を楽しめます。

アクシ―:東京湾アクアラインでショートカット

「アクシー」は、東京湾アクアラインを経由して木更津、久留里などを経由し、鴨川へと向かいます。東京湾の雄大な景色を眺めながらの快適なバス旅は、また違った魅力があります。

高速バスから見える海の景色高速バスから見える海の景色

座席の快適さはどう?実際に乗車してみた

2024年12月に「わかしお」に実際に乗車したところ、E257系500番台の座席は座り心地が良く、窓側にはコンセントも完備されていました。座席間隔は96cm、座席幅は49.5cmで、ゆったりとした空間でくつろぐことができました。ただし、枕がない点は少し残念でした。

東京湾アクアライン開通の影響

1997年の東京湾アクアライン開通は、東京と房総半島を結ぶ交通網に大きな変化をもたらしました。高速バスの利便性向上により、「わかしお」の運行本数は減少傾向にあります。かつて内房線を走っていた特急「さざなみ」は、高速バスとの競合を避けるため、2015年からは君津までの通勤特急に変わりました。

あなたにぴったりの旅を選ぼう

「わかしお」と「アクシー」、それぞれに魅力があります。旅の目的や予算、好みに合わせて、最適な交通手段を選びましょう。美しい景色を眺めながら、快適な旅をお楽しみください。