寺島しのぶ、小瀧望が親子役で初共演 加藤シゲアキ主演「悪魔の手毬唄」





寺島しのぶの芝居に圧倒されているという小瀧望(C)フジテレビ

 加藤シゲアキ(32、NEWS)主演のスペシャルドラマ「悪魔の手毬(まり)唄~金田一耕助、再び~」(12月21日後9・15、フジテレビ系)で寺島しのぶ(46)と小瀧望(23、ジャニーズWEST)が親子役で初共演することが7日、分かった。

 横溝正史が生んだ金田一シリーズは“探偵推理小説の金字塔”として圧倒的な人気を博し、昭和、平成と時代を越えて何度も映像化されてきた。多くの名作群の中でも「悪魔-」は横溝自身が傑作と語ったミステリー作品で、怨念めいた村で起きる血で血を洗う争いが描かれる。

 今回、寺島は物語の舞台、鬼首村(おにこうべむら)にある温泉旅館・亀の湯の女主人、青池リカを演じ、小瀧がその息子で美しき容姿の青年、歌名雄(かなお)に扮する。

 「女として母としてのリカの生きざまをしっかり表現できたら」と話す寺島は、主演の加藤から「リカは存在感があるような、ないような、不思議な雰囲気をまとうキャラクター。恐れながら、寺島さんがどのように演じられるのか一視聴者として楽しみです」と言われると、「加藤さんはスマホをいじるのではなく、(撮影の合間に)本をよく読まれていてすてきだなと思う。普段はとても気さくで、おしゃべりしていて楽しい」と返していた。

 一方の小瀧は、加藤と3年ぶり2度目の共演。加藤から「歌名雄は難しいキャラクター。男ですけど“悲劇のヒロイン”のような人物。お互いの成長を感じられたらうれしい」と再共演に喜びのコメントを寄せる。

 小瀧自身は「大先輩に囲まれている現場だが、みなさん優しくて。でも監督(澤田鎌作)が若干怖めなので…」と苦笑いしながら母役の寺島らに助けられていると言い「まさにお母さん! すべてを包み込んでくれる感じ。お芝居では圧倒されると同時にすごく興奮もしている。学ばせていただきたい、吸収したいという気持ちで日々過ごしています」と幸せそうだった。

 クリスマスの時期に戦慄のドラマ。「悲しくて残酷な物語だけど、愛の物語でもあると思います」と付け加えた。

(産経デジタル)



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