NY株最高値、182ドル高 米中協議の進展期待で





中国政府は貿易協議の進展に応じて追加関税を段階的に撤廃していくことで米国と合意した(ロイター)

 7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米中貿易協議の進展に対する期待感を背景に反発し、前日比182・24ドル高の2万7674・80ドルと終値の過去最高値を2日ぶりに更新した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は23・89ポイント高の8434・52。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は8・40ポイント高の3085・18と続伸し、過去最高値を記録した。

 中国政府が、貿易協議の進展に応じて追加関税を段階的に撤廃していくことで米国と合意したと発表したほか、中国が米国産鶏肉の禁輸措置解除に取り組んでいると伝わったことで、買い注文が優勢となった。

 ダウ平均の個別銘柄では、米長期金利の上昇で利ざや拡大が意識された金融のゴールドマン・サックスや、原油高で収益改善への期待感が高まった石油のエクソンモービルなどが値上がりした。(共同)



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