香港、立法会7議員を逮捕 民主派「区議会選中止狙い」と反発

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5月、香港立法会の審議でもみ合いになる民主派と親中派の議員ら(AP=共同)

5月、香港立法会の審議でもみ合いになる民主派と親中派の議員ら(AP=共同)

 【香港=藤本欣也】香港警察は民主派の立法会(議会)議員7人を立法会の条例違反で逮捕することを決め、9日までに着手した。その内の1人の林卓廷議員は香港紙に、「警察は社会の対立をあおり、(24日投票の)区議会(地方議会)選を中止する口実を作ろうとしている」と非難した。

 香港警察によると、民主派の議員らは今年5月、反政府デモのきっかけとなった「逃亡犯条例」改正案を審議する立法会の委員会で、委員長の選出などを妨害した疑いがある。

 立法会議員は区議会議員も兼ねることが可能で、7人のうち4人が区議会選に立候補している。一定以上の有罪判決が出なければ資格は取り消されないが、選挙戦への影響は小さくない。今回の区議会選は民主派が有利とみられている。

 また9日夜には、警察の取り締まり中に建物から転落し死亡した男子大学生(22)の追悼集会が香港島中心部で行われた。警察への反発を強める若者らは「香港人よ、報復せよ!」などのスローガンを叫んでいた。

 香港では大規模デモが起きてから9日で丸5カ月を迎えたが、混乱収束のめどは全く立っていない。

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