南アフリカ共和国。美しい自然と野生動物で知られるこの国で、お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじさんが、想像を絶する恐怖体験をしたというのです。今回は、明石家電視台で語られた、せいじさんの南アフリカでの驚くべきエピソードをご紹介します。
空港への道で迷子?運転手が道を聞けない理由とは
世界70以上の国と地域を旅してきたせいじさん。数々の経験の中で「一番怖かった国」として挙げたのが、南アフリカ共和国でした。番組内で語られたのは、空港へ向かうタクシーでの出来事。運転手が道に迷ってしまい、飛行機の搭乗時間に間に合わないかもしれないという状況に陥りました。せいじさんが「誰かに道を聞いてくれ」と頼むも、運転手は「聞けない」と拒否。その理由が、「こんな外国人を乗せた車が迷子になっていると、誰が本当のことを教えてくれるだろうか」という、身の危険を感じさせるものだったのです。
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信号無視は当たり前!?深夜早朝の危険な状況
せいじさんによると、南アフリカでは、特に深夜や早朝は「信号で止まったら囲まれる」という危険な状況があるとのこと。そのため、場合によっては信号無視が当たり前なのだとか。「止まった方が危ない。角にいっぱいギャングがいて、銃を持っていたりするから」と、当時の恐怖体験を語りました。想像を絶する現実が、南アフリカには存在しているようです。
金曜日の午後に外出禁止!?その驚きの理由とは
さらに驚くべき出来事が。金曜日の午後3時、ホテル周辺を散歩しようと外出しようとしたせいじさん。しかし、フロントに「どこに行くんだ。ホテルにいろ」と命じられてしまいます。「夜中じゃないし、大丈夫だろう」と反論するせいじさんに対し、フロントは「お前、今日金曜日だぞ!」と怒鳴りました。
「金曜日」の意味を尋ねると、返ってきたのは「クリスチャンが多いから、土日はゆっくりしたい。金曜日は早めにギャングが動き出す」という、まさかの理由でした。「もう、ギャングという職業やねん」と、せいじさんは南アフリカのお国事情を明かし、明石家さんまさんも「日本人の感覚のギャングとは違うのか」と驚きの声を上げていました。日本の常識では考えられない、異国の現実が浮き彫りになりました。
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南アフリカの治安:専門家の見解
国際安全保障の専門家、佐藤一郎氏(仮名)は、「南アフリカは経済格差が大きく、貧困層の不満が犯罪の温床となっている。特にギャングは組織化されており、麻薬取引や強盗などの凶悪犯罪に関与しているケースが多い」と指摘しています。せいじさんの体験は、南アフリカの厳しい治安状況を物語る一例と言えるでしょう。
まとめ:旅の安全を改めて考える
千原せいじさんの南アフリカでの体験は、私たちに旅の安全を改めて考えさせる貴重なエピソードです。海外旅行の際は、渡航先の治安情報を事前に確認し、安全対策を怠らないように心がけましょう。そして、異文化への理解と尊重を忘れずに、安全で楽しい旅を満喫したいものです。