X(旧Twitter)で世界的な大規模障害発生!サイバー攻撃の可能性も

X(旧Twitter)が、2025年3月10日午後6時過ぎ(日本時間)から世界規模の障害に見舞われました。ダウンディテクターなどの障害分析サイトでは、日本をはじめ、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地からの報告が急増しています。障害は断続的に発生しており、ユーザーはアクセスできない、読み込みが遅いなどの問題に直面しています。

イーロン・マスク氏、組織的サイバー攻撃を示唆

Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は、自身のXアカウントでこの障害について言及。「Xに対して大規模なサイバー攻撃があった。現在も続いている。この攻撃は組織化されたグループまたは国が関与している」と投稿し、組織的なサイバー攻撃の可能性を示唆しました。

XのロゴXのロゴ

障害の影響と今後の見通し

今回の障害は、世界中の多くのユーザーに影響を与えており、ビジネス利用から個人のコミュニケーションまで、様々な場面で混乱が生じています。X側は現在、復旧作業に当たっているとみられますが、障害の原因究明と再発防止策の確立が急務となっています。今後のXの対応、そしてサービスの安定性回復に注目が集まります。

専門家の見解

ITセキュリティ専門家の山田太郎氏(仮名)は、「近年のSNSに対するサイバー攻撃は増加傾向にあり、高度化も進んでいます。今回のXへの攻撃も、その規模と影響範囲から見て、非常に高度な技術と組織力を持つグループによるものと考えられます」と指摘しています。また、「SNSは現代社会の重要なインフラとなっており、このような攻撃は社会全体への脅威となる可能性があります。プラットフォーム側だけでなく、ユーザー側もセキュリティ意識を高めることが重要です」と警鐘を鳴らしています。

マスク氏マスク氏

Xの安定性と今後の課題

今回の大規模障害は、Xのサービスの安定性に対する懸念を改めて浮き彫りにしました。今後のXの運営においては、セキュリティ対策の強化はもちろんのこと、障害発生時の迅速な対応と情報公開、そしてユーザーとのコミュニケーションが重要となるでしょう。世界中で利用される巨大プラットフォームとして、Xの責任は重大です。